
高カロリーの代表格と言われがちなカレー。ダメだと分かっていながら、ついルーを多めにしたり、ご飯もおかわりした経験は誰にでもあるはずだ。
しかし、スパイス料理研究家の一条もんこ氏は「カレーは太ると言われますが、実は選び方と作り方次第で、むしろ理想的なダイエット食に変わります」と語る。
今回は、毎日カレーを食べ続けながら30年以上体型をキープしている彼女に取材を敢行。その知見から導き出された、「カレーを最強のダイエット食にする掟」をお届けする。
【写真5点】「「カレー=太る」は誤解!30年以上体重が変わらないスパイス研究家に聞く、“カレーをダイエット食に変える掟”とは」の詳細写真をチェック 話を聞いたのはこの人!
一条もんこ⚫︎スパイス料理研究家。30年以上にわたりスパイス料理を研究し、年間の実食数は800食以上。大手カレーチェーンでの勤務経験もあり、現在はカレー教室を主宰する傍ら、メディア出演やレシピ開発など幅広く活動している。
太る原因は「炭水化物」と「脂質」にアリ
「カレー=太る」というイメージを持つ人は多いだろう。一条氏によると原因はカレーそのものではなく、別の要素が大きいという。
「カレーが太ると言われるのは、炭水化物と脂質が過剰になりやすいからです。
市販のルーには糖質や油分が多く含まれているため、食べすぎると太ります。ですが、それよりも一緒に食べるご飯が進みすぎてしまうことが主な原因でしょう。成人男性の1日の摂取目安が2500kcal程度(身体活動レベルが「普通」の場合)であるのに対し、組み合わせによっては1食で1000kcalを超え、1500kcal近くになるケースも珍しくありません」。
意外なところでは、インド料理に出てくる「ナン」にも注意が必要だ。

「ナン自体のカロリーに加え、表面に塗られている『ギー(精製バター)』によって、プラス100kcalほど上乗せされます。インド料理には、漬物の『アチャール』が付け合わせとして出てくることがありますが、これも油で漬け込まれた高カロリーなものが多い。カレーそのものよりも、こうしたオプションの積み重ねが体重増加の真犯人なのです」。
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