
世界を熱狂させる野球の祭典……も最高だが、今、街角の洒落者たちが夢中なのはもうひとつの“WBC”だ。すなわち、ホワイト(W)、ブラック(B)、キャメル(C)。
この三色をいかに乗りこなすか。単なる定番色と侮るなかれ。素材感やシルエットで変化をつけた彼らの着こなしは、どれも一線級の輝きを放っている。さあ、ファッション界のドリームチームによる、色とりどりのプレーをご覧あれ!
【写真13点】「「WBCが街中で流行!」楽しみ方は人それぞれ、輝いて見えたスナップを紹介!」の詳細写真をチェック① クリーンな「W」を土着的な古着でワークに転がす妙
ジャケット、ジャンプスーツ、帽子=すべて古着 シューズ=ニューバランス
▶︎武貞さんのスナップをすべて見る武貞周平さん(45歳)中目黒で放たれた「W(ホワイト)」の快打。古着のジャンプスーツを軸にした、潔いオールインワンスタイルだ。ワークウェア特有の野暮ったさを、まばゆい白がクリーンに打ち消し、街着としての洗練を付与している。
が、単に綺麗なだけじゃない。上に羽織ったこれまた古着のジャケットや、真っ赤なキャップ、さらには首元のヘッドホンといった小物使いに、数奇者の遊び心が垣間見える。
足元は信頼の「ニューバランス」で、重量感あるつなぎスタイルに軽快な機動力をプラス。白を「着こなす」のではなく、古着の味とともに楽しむ。先頭打者として完璧な出塁。


② モードと古着の質感が交差する「B」のレイヤード
コート、シャツ=ともにハレ スウェット、パンツ=ともに古着 シューズ=ドクターマーチン 眼鏡=ジュリアスタートオプティカル バッグ=ウェクスレイ
▶︎工藤さんのスナップをすべて見る工藤純平さん(41歳)目も眩むようなオールブラックの一撃。クリーンなコートとシャツをベースに、古着のスウェット&パンツを織り交ぜることで、ブラック一色のなかに絶妙な奥行きを生み出した。
特筆すべきは、小物の選び抜かれたセンス。鼈甲のアイウェアとハイテクなバッグ。この都会的なエッセンスが重厚なブーツと相まって、洗練されたムードを加速させている。全アイテムを黒で統一しながら、ブランドの背景や新旧を自在にミックスした、これぞ「B(ブラック)」の真打ち。文句なしのホームラン。
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