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ムーンフェイズ搭載というロマンティックなアプローチ

「クラシック カレ ムーンフェイズ  オートマチック」SSケース、ケースサイズ縦33.3mm×横30.4mm、自動巻き。33万円/フレデリック・コンスタント 0570-03-1988

「クラシック カレ ムーンフェイズ オートマチック」SSケース、ケースサイズ縦33.3mm×横30.4mm、自動巻き。33万円/フレデリック・コンスタント 0570-03-1988


改めて、ムーンフェイズという機構を紹介したい。いわゆる月齢表示と呼ばれる機構で、月の公転周期である、およそ29日でひと回りし、月の満ち欠け=地球から見える月の姿を腕元に表現してくれるものである。

腕時計には、時刻以外にも様々な表示をすることが可能だが、このムーンフェイズは、誤解を恐れずにいえば、その機能性よりも、存在そのものに魅力を備えた機構といえるだろう。

実際、特殊な仕事や趣味でないかぎり、月の満ち欠けをリアルに気にすることはないかもしれない。が、地球から遠く離れた中空に浮かぶ衛星=月に思いを致すのは、ロマン溢れる行動だと思う。

また、見た目のうえでも、月と星が描かれたディスクが29日周期で動く様子は、ちょっとした愛らしさまで感じさせてくれるものだ。

地球上のローカルタイムとは別軸の月時間の流れ。ふたつの時間軸をひとつに収めたムーンフェイズには、遠い天体へと思いを馳せるロマンがあるのだ。



本作は、これまでブランドアイコンとして「クラシック カレ」モデルにも使用されていたハートビートのデザインをムーンフェイズに置き換えた作り。

腕時計の、ダイヤルという表舞台にムーンフェイズという主人公を配役した本作は、これまでの人気作にはなかった、新鮮な魅力を付与してくれることとなったわけだ。

例えば、白カーディガンにカットソーといった春らしい上品なリラックススタイルにもマッチ。ロマンティックな一本が、休息の時間の良き伴侶となってくれるはず。

3/4

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