繊細な美意識が宿るダイヤルワーク
「クラシック カレ ムーンフェイズ オートマチック」SSケース、ケースサイズ縦33.3mm×横30.4mm、自動巻き。33万円/フレデリック・コンスタント 0570-03-1988
シルバートーンとミッドナイトブルーといった2種類のダイヤルカラーを用意した本作は、アール・デコ調の角型ケースによく映える。
ムーンフェイズ以外の箇所に目をやれば、さらに繊細な仕上げに気づくこととなるだろう。まずは、クラシカルな長方形の線路型分目盛の内側に施された、シェブロンモチーフの仕上げだ。
ソレイユ仕上げが施された分目盛の外側、立体感のあるバーインデックス、そして、シェブロンモチーフが相まって、シンプルなデザインのなかに豊かな表情が現れるのだ。
ディテールを愛でる繊細な美意識を享受する感覚をお持ちならば、こうした仕上げこそツボに刺さるポイントといえるだろう。

ディテールに抜かりのない本作ならば、服装においても素材感や色使いなどに気遣いたい気持ちに応えてくれるだろう。
例えば、こちらのコーデならば、シアサッカーの凹凸感、ニットの編み地、同系色のトーンの明暗に加えて、腕時計のミッドナイトブルーダイヤルがアクセントに。

もちろん、ミッドナイトブルーダイヤルは、デニムとの相性も抜群。インディゴブルーの骨太感にエレガンスを加えるスパイス役となりうる。
何気ないデニムカジュアルを大人らしく上品に。そんな効果を狙いたいなら有用な一本だ。

もちろん、シルバートーンダイヤルも万能に対応可能。スタイリングに奥行きを与えてくれる点で、ミッドナイトブルーダイヤルと何ひとつ変わらない。
落ち着いたシルバートーンダイヤルを、シェブロンモチーフとネイビー地のムーンフェイズで優しく盛り上げてくれる。
いずれにしても、オンでもオフでも、着こなしに華を添える存在となるはずだ。
4/4