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憧れの店・銀座和光で“グリーンサブ”と巡り合う

購入場所として銀座和光を選んだのもTOYOさんのこだわりだ。
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「若い頃、銀座で働いていたとき、よく和光の前を通っていたことを思い出したんです。格式ある建物ときらびやかなショーウインドウが眩しくて、憧れを感じていました。

人生の節目のロレックスを買うなら、あの店だな、と。将来、子供に贈るときに、『これは銀座和光で買ったんだぞ』って言えるのもいいですよね(笑)」。

ふたりで銀座和光を訪れた。奥さんの時計選びは即決だった。
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「シェル文字盤など女性らしいモデルを勧めたんですが、『こういうのはしない』って一蹴されました。迷いなく選んだのは『エクスプローラーⅠ』。男前なチョイスだなと感心しましたね」。



一方、TOYOさん自身は大いに悩んだ。

「定番で水に強くて、流行り廃りがない。そう考えて、最終候補に残ったのは『サブマリーナー デイト』でした。ただ、そこでグリーンベゼルの存在を知ってしまったんです」。

それは2003年に登場した、サブマリーナー誕生50周年記念モデルだった。

「最初は黒を買うつもりだったんですが、グリーンベゼルに目がいってしまって……。鮮やかなグリーンが黒いダイヤルに映えて、とにかくカッコよかった。ただ当時は、『サブマリーナー』といえば黒ベゼル×黒ダイヤルが王道。グリーンベゼルを選ぶには、ちょっと勇気が必要でした」。

そんなTOYOさんに、奥さんがひと言。

「みんなが黒なら、アナタは緑のほうがいいんじゃない?って。その言葉で決心しました」。
 

ベゼル&ダイヤルがグリーンの“ハルク”が登場するも……

ところが2010年、思わぬ出来事が。グリーンのセラミックベゼルに、サンレイ仕上げのグリーンダイヤルを組み合わせたRef.116610LV、通称・“ハルク”が登場したのだ。

「初めて見たときは、『おいおい』って焦りました。でも、よく考えると、全部がグリーンだと少し華やかすぎて……。僕には、ベゼルだけがグリーンのほうが合っているな、と。挿し色としてもちょうどいいし、着こなしにも合わせやすいんです」。

購入して以来、毎日のように着けているという。

「ロレックスは実用品ですから。多少キズがついたほうが、道具っぽくてサマになる。カジュアルでもスーツでも使っています。当時の『サブマリーナー デイト』は、ケース径が現行よりちょっと小さい40㎜なので、ドレスシャツの袖にも収まりやすいんです」。
 
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