④ 構築的なフォルムで魅せる、新時代のオールブラック
ポンチョ=ランタン パンツ=モンキータイム スニーカー=ダスクスタジオ
▶︎小椋さんのスナップをすべて見る小椋貴之さん(52歳)ランタンのポンチョを主役に据えた、ドラマチックなシルエットが目を引くスタイル。ボトムスにはモンキータイムのパンツを合わせ、上下のボリュームバランスを巧みに操作している。
足元にはダスクスタジオのスニーカーを添えて、モードな佇まいをストリートに着地。黒一色という制約のなかで、アイテムの形状と素材の落ち感で個性を表現した、クリエイティブな着こなしだ。

⑤ 還暦のロックスピリットを、質感の異なる黒に込めて
ライダーズジャケット=グラム カットソー=ユニクロ パンツ=ディーゼル シューズ=リーボック 帽子=カシラ 眼鏡=白山眼鏡店 腕時計=セイコー ネックレス=タッドポールン
▶︎yo-yoさんのスナップをすべて見るyo-yoさん(60歳)グラムのライダーズジャケットを軸に、ディーゼルのパンツを合わせた。60代という節目を、攻めの姿勢を忘れないオールブラックで飾っている。
ユニクロのカットソーを馴染ませつつ、カシラの帽子や白山眼鏡店の眼鏡で、顔周りにクラシックな品格をプラス。タッドポールンのネックレスやセイコーの腕時計が、長年連れ添った相棒のような存在感を放ち、大人の男の生き様を雄弁に物語る。
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今回登場した5人が教えてくれたのは、オールブラックとは決して「無難な選択」ではないということだ。
経験に基づいたアイテム選びと、細部にまで行き渡るこだわり。それらが黒という色を通して、その人の生き様として浮かび上がる。冬の街を颯爽と歩く先輩たちの背中を追いながら、僕らも自分だけの「黒」を追求していこうではないか。