レボリューションではなく、エボリューション
記憶が確かならば、アンライニングをいち早く手がけたのはエドワード グリーンだった。R-1ソールの登場も他に先んじていたように思う。
エドワード グリーンは時代に追随するのではなく、時代を創ってきた。一歩一歩確かめるような足取りで。
現当主のヒラリー・フリーマンはかつてこう語っていた。
「われわれが目指しているのはエボリューションであり、レボリューションではありません。そこは履き違えないでいただきたいと思います。創業125周年を記念した915ラストを例に挙げてみましょう。そのラストは自他ともに認めるマスターピース、202から生まれた82の爪先をミリ単位で伸ばしています。エッジのシルエットはこれまた808というトラディショナルなラストの系譜を引く888を踏襲しました。いってみれば血統書付きのラストであり、積み上げたものがあってはじめて完成させることができたのです」
あらたな一手はその延長線上にある。機能性能は申し分がない。
「想像をはるかに超えて足なじみがよく、文字どおりスニーカーのように歩けます。雨の日も気にする必要がありません」(プレス 安次嶺時生さん)。
アンライニングの「ドーバー」はこれが第三弾で、現在売り場に並ぶアンライニングはほかにシングルモンクの「ホートン」とビットローファーの「パトニー」がある。
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