「ゴルフ×ディーゼル」ならではの気持ちいい走り

試乗ルートは宮崎空港から市街地を抜けて南下し、国の天然記念物である野生馬(御崎馬)が生息する都井岬を目指すもの。
海沿いの流れのよい海岸線の一般道、山岳路、そして帰路は高速道路も含めてさまざまな道を走行したが、動き出しからストローク感のあるサスペンションはしなやかで、硬さを感じるような場面もなく快適にドライブすることができた。
野生馬の姿が楽しめる都井岬。
特に高速区間ではロングホイールベースの恩恵もあって、ハンドリングもブレることなく、まっすぐ気持ちよく走ってくれる。静粛性の高さもあってディーゼルエンジンであることを忘れてしまうくらいだった。
この日、約2時間半の試乗を終えてカタログ燃費は20.1km/L(WLTCモード)のところ高速区間であれば25km/Lオーバーを記録。
ほとんどの区間が一般道ながら最終的にはメーターは18km/Lを表示していた。特に燃費走行したわけでもなく、山岳路ではスポーティなドライビングを楽しんでの数字としてみればかなり優秀といえるだろう。

SUV全盛の時代にあっても、重心が低くハンドリングの良さと広い荷室などユーティリティ性を兼ね備えたステーションワゴンは魅力的だった。
車検証上の車両重量を見れば1510kgである。ディーゼル車はガソリン車と比べれば重くなると言われてきたけれど、いまや2トン超が珍しくないBEVやPHEVの重さを鑑みれば、とても軽快だ。電動化への過渡期にあって、冒頭の動力源のどれかひとつのみが正解というわけではない。

それぞれのライフスタイルに合わせて選べばいいのだけれど、ゴルフ+ディーゼルなんていう“back to basics”な組み合わせはいまの時代にあってもいいものなんだと、改めて思わせてくれた。
[問い合わせ]フォルクスワーゲンhttps://www.volkswagen.co.jp/ja/models/golfvariant.html