山崎静代(やまさきしずよ)●1979年生まれ。お笑いコンビ・南海キャンディーズのボケ担当。2003年に山里亮太とコンビを結成し、『M-1グランプリ』をはじめ数々の舞台で活躍。その後は女優としても評価を高め、映画『フラガール』や数多くの舞台に出演。現在は芸人、俳優、画家として幅広く表現活動を行う。
OCEANS主催のアワード「The BEST Wellbeings 2025」を受賞した南海キャンディーズのしずちゃんこと、山崎静代さんにウェルビーイングについて訊いてみた。
山崎さんが日常で大事にしていることは、パートナーと一緒にいること。
「毎日できるわけではありませんが、旦那さんと向き合って、お互いのことを話し合いながらゆっくり過ごす時間はどれも特別なものです」。

山崎さんが来年チャレンジしたいことをフリップにしたためてもらった。それが“奄美大島に行きたい!!”だ。
「毎年ふたりで必ずどこかへ行くと決めているんです。ただ最近はいつも同じ場所なので……(笑)。ちなみに奄美大島は、以前ひとり旅で訪れた際にすごく素敵な場所で感動しました。
特に島の西岸に位置する宮古崎、通称・ササント(笹の塔)と呼ばれる笹の草原地帯が絶景で、いるだけで心が穏やかになるといいますか、すごく気持ちいいんです。いつか旦那さんを連れて行きたいです」。

近年の山崎さんは芸人というよりも俳優という印象が強い。とりわけ舞台は、今年だけでも4作品に出演。
「単純にお芝居のオファーのほうが多いんですよね(笑)。ただ、たまに芸人さんに会うとやっぱりみんなめちゃくちゃおもろいですね。芸人って本当に素晴らしいなって思います。
こんなに人を笑わせて楽しい気持ちにさせてくれる、なんて素敵な仕事なんやって。私も頻度は減ってしまいましたが、漫才はずっとやり続けていたいです」。

難解な作品や役どころにチャレンジするときは不安になったり、ときには落ち込むこともあるという。そんなときに心の支えになるのが、旦那さんと過ごす穏やかな時間と、毎年訪れる宮崎の旅館の人たちの温かいおもてなしだそう。
「いつも絶対に私の味方で、私のことを応援してくれるんです。どんなにつらいことがあっても、テレビや映画などに出ている私を観て喜んでくれると思うと、何だって頑張れる。不思議と『大丈夫』と思えて、プラス思考になれるんです。本当にありがたいですね」。
OCEANS1月「街角パパラッチ」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!