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2025.12.27

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芸人・永野が思うウェルビーイングな人は、ジャミロクワイ!「本当に楽しいが本当の幸せ」

永野(ながの)●1974年生まれ。宮崎県出身。2016年に「ラッセンが好っき~♪」のネタで大ブレイク。現在はYouTube「永野CHANNEL」で90年代の洋画・洋楽の語りを中心に人気を博している。ちなみにトレードマークである青シャツはオーダーメイド、パンツは赤は赤でも朱色にこだわっているそう。

永野(ながの)●1974年生まれ。宮崎県出身。2016年に「ラッセンが好っき~♪」のネタで大ブレイク。現在はYouTube「永野CHANNEL」で90年代の洋画・洋楽の語りを中心に人気を博している。ちなみにトレードマークである青シャツはオーダーメイド、パンツは赤は赤でも朱色にこだわっているそう。

永野さんは、約10年前にラッセンのネタでブレイクしてから紆余曲折を経て今再び注目を集めている。だが、持ち前のカルトな芸風や毒舌キャラはウェルビーイングとは程遠いイメージ。
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「確かにOCEANSが提案しているようなウェルビーイング色は薄いですね。

特に若い頃はウェルビーイング的なことをめちゃくちゃバカにしていたので、いざ年を取ったらできなくなっちゃって(笑)。

あと怖さもあります。いろいろ満たされちゃうとハングリーじゃなくなるから」。
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自らを配信王と名乗り、今でこそ時代の寵児としてメディアを賑わす存在となっているが、そのスタートはあまり前向きではなかったという。

ダサいと思ってずっと隠していたロック好きな一面



「YouTubeのオファーは2019年くらいからありました。でも当時は嫌でしたよ、まだテレビのほうが “上”だったので。でもコロナ禍で仕事がなくなって、じゃあやりますかという感じで始めたんです。

最初の頃は出演することに照れがあって、今見ると本当にダサい。そんな感じだから再生回数はまったく上がらない。でもなんか出さなきゃいけないということで、あるとき苦し紛れにニルヴァーナの話をしたんですが、それがウケた。

芸人が音楽を語るなんてダサいって思っていたから隠していたんですけど」。

そこから徐々に潮目が変わっていった。22年にはFM番組やカルチャー寄りの媒体からも声が掛かるようになった。

「正直“やばいな”って思ったけど、金が欲しいから出ました(笑)。でもそれを続けていたら、音楽とかじゃなく“喋り”そのものが注目されていったんです」。

そして現在の大ブレイクに至るわけだが、今になって〝再ブレイク〞と言われ、チヤホヤされても本人はまるで乗り気ではない。

「10年前にテレビにめちゃくちゃ呼んでもらって、すぐ飽きられて、今度は勝手に再ブレイクとか言って。

テレビ側からしたら『また帰ってこいよ』って感じだと思いますけど『帰るわけねえだろ!』っていう。『どうせまた搾取するだけだろ!』って」。

こうして字面だけを見ると怒っているようにも受け取れるが、このときの永野さんは冷静だ。
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