
正直、ここに書く文章にたいした意味はない。それほどにカーキの服は秋冬の定番で、誰しもが頼りたいカラーだからだ。要は、その色を纏う街の洒落者たちが何を選び、どう着こなしたのかが大切。翻って、自分色こそが本質。そんな当たり前を踏まえて、早速どうぞ。
【写真14点】「冬になると増えるカーキ色の服。定番カラーとなったその魅力をスナップから紐解く」の詳細写真をチェック① カーキで内包するくすんだブルーグラデ
ジャケット=古着 ニット=サンドウォーター デニム=リーバイス 靴=ラッセルモカシン
▶︎亀田さんのスナップをすべて見る亀田恭平さん(48歳)いきなり小話で恐縮だが、ちなみにカーキとはヒンディー語で「土ぼこり」のこと。ミリタリーアイテムを彩る代表色であり、本来はくすんだ色合いの相性でもある。
閑話休題。亀田さんが羽織るグレーのジャケットも、広義のカーキに該当。となれば、同じくくすんだブルー系のニットもまたカーキか。いずれにせよ、洒脱なグラデーションだ。

② 合わせの幅も、遊びの幅も充実
ジャケット=ザ・ノース・フェイス パーカ=バイブスカレー パンツ=ピルグリムサーフ+サプライ シューズ=ナイキ 帽子=ピルグリムサーフ+サプライ 眼鏡=オリバーピープルズ アクセサリー=ゴローズ
▶︎岸さんのスナップをすべて見る岸 大介さん(49歳)お次はわかりやすいカーキカラー。起毛したオリーブ色のフリースがなんとも冬らしく、インナーの黒いパーカにも、薄くフェードした茶系のパンツにも仲良く寄り添う。
合わせる幅の広いカーキカラーを主軸に据えるだけに、遊びの幅も自由自在だ。例えばこんなふうに、カラフルなスニーカーでハズしても安心。バランス良く仕上がる。


③ 武骨な佇まいに清潔感と洗練を
ジャケット、シャツ=ともにラッツ パンツ=クーティープロダクションズ シューズ=ニューバランス 帽子=キャプテンズヘルム 腕時計=ルミノックス
▶︎ハナムラさんのスナップをすべて見るハナムラさん(47歳)冬のカーキカラーは、深い色味を活かして全身をシックにまとめる際にもいい塩梅。同じく定番色であるネイビーとの相性も上々で、武骨な佇まいに清潔感と洗練を加えてくれる。
ミニマルなワンツーコーデを実践しつつ、シャツをチラリと覗かせることで大人っぽさを醸すハナムラさんの装い。大袈裟すぎないルーズシルエットもまた、いい大人のお手本に。

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