作り手のこだわりやストーリーが好き

足元は「ドロップシューアンドブーツ」というブランドのサービスシューズ。これもシブいチョイスだ。
周平魂「もともと『安藤製靴』という有名な老舗メーカーにいた職人さんが独立して始めたブランドで、吉祥寺の古着屋『ヤングブラッズ』で買いました。革靴が欲しくてネットで調べまくっていたら、この職人さんの物語に辿り着いて、どうしても欲しくなったんです。バチっと決まりすぎない、少し外した感じがしっくりくるんですよね」。
周平さんのモノ選びは、作り手のこだわりやストーリーのあるかどうかで決まっているようだ。
おふたりに聞いた、「今、一番欲しいもの」
ジャンルは違えど、気に入ったものを長く使うのが2人の共通項。最後に、今欲しいファッションアイテムを聞いてみた。
たかのり「スタイルとしてはある意味、完成されているので、今使っているアイテムが壊れたり破れたりしたら、全く同じものを一つずつ買い足したいです。
あとはサングラス。失くすのが怖いのでずっと安いやつを使ってきましたけど、いつか5万円くらいするようないいやつをバシッと買いたいですね」。
周平魂「僕は昔から、いいものを一発買って、修理しながらずっと使い続けるタイプ。今いちばん欲しいのは、ラドーのダイヤスターというモデルですね。昔、祖父がいつも着けていた思い出の腕時計で、独特なベルトのデザインが格好いいんですよ」。
選ぶアイテムの趣向は正反対な2人だが、それぞれが明確な“一軍の基準”を持っていた。
