
師走とともに、本格的な寒さがやってきた。年末年始も冷込みが厳しくなりそうだ。
真冬でも頼りになる代表選手といえば、やはり「パタゴニア」だろう。アウトドアフィールドはもちろん、街でも活躍するハイスペックなアウターが今季も勢揃い。今回は特に注目すべき“ニュースなアウター”を厳選してお届け!
① パタゴニアの「レトロX」が20年ぶりのアップデート!

まず取り上げるのはパタゴニアが誇る「レトロX」。OCEANS読者にとって、あまりにも馴染み深い存在だが、そんな名作が今季20年ぶりにアップデートされた。
今回デザインを手掛けたのは、30年以上にわたり数々の名作を生み出してきたコートニー・フィリップス。’90年代から’00年代初期にかけて行われた、レトロXの改良にも携わった人物だ。

レトロXは、初代「レトロカーディガン」を防風仕様にして誕生した、いわば“世界初の防風フリース”。その歴史を踏まえ、今回コートニーが重視したのは“シンプルさ”だった。
初期案ではポケットすら排したミニマルなデザインも提案されたが、「らしさを失いたくない」という声が上がり、最終的にはクラシックなディテールを残しながら現代的なシルエットへと進化した。
記事本編では、アップデートの詳細やブランドのレトロXにかける思いを掘り下げて紹介。今季の注目カラーも登場するのでぜひチェックを!
② パタゴニアの定番「ナノ・パフ」が進化! 新モデルも登場
「メンズ・ナノ・パフ・ジャケット」3万3550円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)
アップデートといえば、12月にはこんなニュースが飛び込んできた。
2009年の誕生以来、パタゴニアを代表する化繊インサレーションとして圧倒的な信頼を獲得してきた「ナノ・パフ」。濡れても保温性を確保し、軽く、コンパクトに収納でき、そして長く使える耐久性を備える“魔法のジャケット”だ。
そのナノ・パフが今季、さらに進化を遂げた。フィットの洗練によって可動域が広がり、より動きやすく快適にアップデート。そしてラインナップには、新たにより高い保温性を備えた「ハイロフト・ナノ・パフ・フーディ」が加わった。
「メンズ・ハイロフト・ナノ・パフ・フーディ」4万6750円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)
新モデルはナノ・パフよりも高い保温性を持ち、冬場のロードトリップや寒冷地での長時間活動にも耐えうるタフな仕様が特徴だ。
記事では再デザインされたナノ・パフの魅力を徹底解析。冬のアウトドアの相棒として、ぜひとも注目しておこう。
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