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「THEX」で魅せた豊かなライフスタイル


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今回のスウェーデン取材でのいちばんの目的はスーリーが数年に一度開催する「Thule Experience(THEX)」への参加だ。

ファッションショーのようにランウェイ形式でスーリーの新製品を見ることができるこのイベントでは、スキーヤーやサーファー、MTBライダーといった各分野のアンバサダーがモデルとなり、デモンストレーションを交えて製品の魅力が披露された。


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日本未発売の商品もなかにはあるが、スーリーはとにかくラインナップが豊富で、キャリアはあらゆるアクティビティに対応し、ラゲッジ類も街から自然フィールドまでどんなシーンにもハマるものばかり。

車のリアに取り付けるバイクキャリアは道交法への適性により日本では限定的な取り扱いとなっている。

車のリアに取り付けるバイクキャリアは道交法への適性により日本では限定的な取り扱いとなっている。


自転車にセットできるギアバッグ。

自転車にセットできるギアバッグ。




その大きな要因となるのが、製品に採用されているスカンジナビアデザインだ。装飾をできるだけ省いたシンプルでモダンな雰囲気。淡くくすんだカラー展開は、ブランドを象徴し、スウェーデンの風景からインスピレーションを得ている。

自然との共生が、ブランドの根幹であり、それはデザインにも当然反映されているというわけだ。

取材をとおしてプロダクトの素晴らしさは十分に感じられたが、それ以上に、スーリーの魅力はライフスタイルの幅を広げてくれる可能性を持っているということだ。

そして、それは多くのアンバサダーも感じているようだ。

スーリーで初めてのアンバサダーとなり唯一のシグネチャー製品を持つ、ギャレット・マクナマラ(Garrett McNamara)は、レジェンド的ビッグウェーブサーファー。日本に暮らしていたこともあり、寿司とセブンイレブンが大好きだそうだ。

スーリーで初めてのアンバサダーとなり唯一のシグネチャー製品を持つ、ギャレット・マクナマラ(Garrett McNamara)は、レジェンド的ビッグウェーブサーファー。日本に暮らしていたこともあり、寿司とセブンイレブンが大好きだそうだ。


例えば、バンクーバー五輪のクロスカントリースキーで金メダルを獲得したハロッテ・カッラ(Charlotte Kalla)は、これまでになかった方法で、まだベビーカーに乗る子供と自然のなかで一緒に遊ぶことができるようになったと話す。

クロスカントリースキー選手でバンクーバー五輪の金メダリスト、ハロッテ・カッラ。現役引退後はアクティブライフを広げる活動を行っている。

クロスカントリースキー選手でバンクーバー五輪の金メダリスト、ハロッテ・カッラ。現役引退後はアクティブライフを広げる活動を行っている。


「スーリーのチャイルドトレーラー(ベビーカー)は、全地形に対応しており子供と一緒にトレランをしたり、スキー板を取り付けられるのでクロスカントリーもできたりします。

自転車で牽引できるチャイルドトレーラー。

自転車で牽引できるチャイルドトレーラー。


最初に子供ができたときに、こんな方法で子供と一緒の時間を過ごすことができるとは想像していませんでした」(ハロッテ・カッラ)。

また彼女は、子供が生後10カ月のときに、子供と荷物が同時に背負えるチャイルドキャリアバックパックで登山を楽しんだと語る。

待望の四輪タイプのスーツケースもお目見え。車輪の大きさを前後で変ることで、あらゆる地形にスムーズに対応する。

待望の四輪タイプのスーツケースも新作で登場。車輪の大きさを前後で変ることで、あらゆる地形にスムーズに対応する。


ファッションとも合わせやすい大人っぽいカラーリングが特徴。スーツケースからバックパック、ポーチまでさまざまなタイプのものがラインナップ。

ファッションとも合わせやすい大人っぽいカラーリングが特徴。スーツケースからバックパック、ポーチまでさまざまなタイプのものがラインナップ。


日本では、スーリーはまだキャリアブランドのイメージが強く、男性人気が高い。しかし、海外ではこういったライフスタイルに寄り添うバッグの人気も高く女性からも高い支持を得ているのだ。

スーリーは一貫して家族や仲間とアクティブライフを充実させるためのプロダクトを作り続ける。そこには、アウトドア大国・スウェーデン発のブランドとしての矜持が感じられると同時に、ブランドとしての“スタイル”にも共感せざるを得ない。



「Bring your life(暮らしを持ち運ぶ)」で広がるライフスタイル。プロダクトを実際に手に取って、その可能性をぜひみなさんも感じてくださいませ。


[問い合わせ]
THULE
www.thule.com/ja-jp

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