
連載「KICKS×FREAKS」とは……自他共に認めるスニーカーフリークであり、近年は刺繍作家として全国でポップアップショップも行うグッドウォーキンの上田さん。人生初となる海外旅行でのエピソードを織り交ぜながら、2025年のお気に入りスニーカーについて語っていただいた。
【写真8点】「グッドウォーキン上田さんが選ぶ2025年BEST3スニーカー」の詳細を写真でチェックオアシス再結成で沸き立つ当地のスニーカー事情は?

昨年の取材時に
ノエル&リアム・ギャラガーのアディダスコラボを紹介してくれた上田さん。彼にとって、2025年は一生忘れることのできない年になったという。今年、オアシスの本拠地・イギリスを旅行したのだ。まずはロンドンでの滞在を振り返っていただこう。
モッズの聖地「Quadrophenia Alley(クアドロフェニア・アリー)」にて。
「仕事とは関係ない個人的な旅行となりましたが、イギリスに行って本当に良かったです。自分が外国人という立場になったことも初めてだったのでちょっと緊張しました。ロンドンの街中がオアシス祭り状態だったこともあり、アディダスを履いている人が圧倒的に多かったですね。
その次はドクターマーチンで、たまにオンとかサロモンといったランニング系のスニーカーを見かけるという感じ。ナイキはほとんど見かけなかったですね」。
プレミアリーグのチェルシーFCのホームスタジアム「スタンフォード・ブリッジ」にて。
中学生時代から続けていたサッカーに加えて、高校生時代にはブリットポップ・ムーブメントの洗礼を受けた上田さんにとって、やはりイギリスは特別な存在。40代半ばにして初の海外旅行、しかも憧れの地ということもあり、存分に観光を楽しんだそう。
「ライブの以外の日は『さらば青春の光』の舞台となったブライトンにも行きましたし、『時計仕掛けのオレンジ』のロケ地やビートルズでお馴染みのアビーロードにも行きました。
ザ・ビートルズのアルバム『アビイ・ロード』のジャケット写真で有名なアビイ・ロードにて。
その他にもカムデンやブリックレーンにも出かけました。街ごとに雰囲気や人種が変わるのが面白かったです。イングリッシュブレックファストや名物のフィッシュアンドチップスなど、英国らしいグルメも満喫できました。ロンドンの地理感がようやく掴めた頃に帰るのは寂しかったですね」。
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