「OCEANS WATCH CLINIC」とは……▶︎
すべての写真を見る自身のスタンダードとなる1本目の時計に巡り会えたアナタは、深く果てしない時計沼の入り口に立ったも同然。これで満足と思っていても“2本目”が欲しくなってくる。そう断言できる。
そこで、我々が創刊以来推奨している考え方を今一度さらいたい。時計は人となりを表す“名刺代わり”になりうる、というものだ。ファーストウォッチは、きっと自身にとっての“直球”であったはずだ。ならば、次なるセカンドウォッチは、ハズしの“変化球”を選び、振り幅のある自分の名刺代わりとしたい。
もちろん、何でもいいわけではない。時計のストーリーや作りに裏打ちされた信頼性が重要。「お、わかっているね」となるわけだ。
例えば、三角形ケースで知られるハミルトンの「ベンチュラ」。世界初の電池式腕時計という革新を象徴するように、そのケースデザインも時代を先取っていた。加えて、かのエルヴィス・プレスリーが愛したというエピソードも、モノ好きに長く愛される所以につながっている。
そうした選球眼でセカンドウォッチを吟味すると、また違った時計選びの楽しみが生まれるはずだ。
[BASIC]ハミルトン/ベンチュラ
SSケース、縦50×横32㎜、クオーツ。13万9700円/スウォッチ グループ ジャパン(ハミルトン) 03-6254-7371
1957年誕生の世界初の電池式腕時計は、ミッドセンチュリー期を代表するデザイナー、リチャード・アービブが完成に5年以上の歳月を費やしたという。
本作は、有名な愛用者エルヴィス・プレスリーがカスタムしたというフレックス(蛇腹)ブレスを備えるツウ好みな仕様。
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