自分で貼った「デッドニング」
こだわっているのは見た目だけではない。
「これ、見てください」と村田さんが座席をがばっと持ち上げて指差したのは、見たことのない黄色い不思議な部材。
「ハイエースのディーゼル車って、どうしてもエンジン音や振動が大きいんですよ。それを抑えるために防音・制振材をボディの内側にびっしり貼り『デッドニング』しています。座席の下も天井も全部」。


驚くべきは、それをDIYで行ったことだ。
「音をどうにかできないかと、事前にYouTubeで調べて『デッドニング(防音処理)』という方法を知ったんです。
お世話になっている車屋さんに聞いたら『デッドニングって何ですか?』という反応でした。それだけ現代の車は静かでやる必要がないんだと思います。それなら皆で一緒にやりましょう!ってことになって、手伝っていただきました。
僕は一度やりだすと止まらない気質なんですよ。おかげで車内の静粛性は劇的に変わりました」。
ステアリングは「ナルディ(NARDI)」製にチェンジ。


商用車特有の無機質なシートも、ヴィンテージ調のカバーで覆われ、古いアメ車のような雰囲気を醸し出している。
「ハイエースはとにかく丈夫です。購入から2年経っていますけど、何も変わらずバリバリ走ってますよ。オイル交換だけ定期的にやっとけば、30万kmくらいまでは乗れるはず。ただ、シートだけは好みじゃなくて(笑)。あとから自分で選んだコーデュロイと合皮のシートカバーを被せました」。
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