カメラという新しい嗜み。「力の抜けた瞬間を残したい」
町田さん愛用のカメラ。実は社用カメラで彼女が撮影してくれた写真である。
――話は変わりますが、最近カメラにもハマっているみたいですね。きっかけは?町田 もともと興味はあったんですが、なかなか一歩が踏み出せなくて。沖縄に行く予定ができたときに思い切って購入しました。撮るのは景色よりも人が多いです。海にもカメラを持っていって、一緒にいる人を撮りますね。
――人を撮ることに惹かれたのは、なぜだと思いますか?町田 撮られる側でいる時間が長かったからこそ、誰かの力の抜けた瞬間が宝物のように感じるんです。決めたポーズというより、ふっと笑った瞬間。気持ちがほどけたときの顔。そういう表情が撮れたときに、「あ、いい写真だな」と感じます。
皆には「自然でいい感じ」って言ってもらえることが多いです。一度撮り始めると時間を忘れて撮っちゃって……。ずっと撮ってると、 「逆に貸してー」って言われて、 撮られることも多いです (笑)。 現像はせず、データで残して、携帯に入れて見返しています。
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