心地良く生きるために無理をしない

無理をしないとは、ただ好きなことをやるということではなく、自分の気持ちに嘘をつかないとも言い換えることができる。
山田さんは、何事にもそんな姿勢を貫くことが、結果、自分が心地良く生きることにつながることを実体験から知っているのかもしれない。
「自然体で楽しくやれることなら、つらくて大変な壁にぶつかっても、それもまた楽しいって思えるようになっていくはずです。子供たちにもそう思えるものに出合ってほしいし、いつか何かにハマるときが来るだろうと楽観視しています(笑)」。
常に自然体でいる山田さんの空気感の根底には、自分で自分を欺かないという哲学が息づいていた。とはいえ、仕事をしながら〝ママライフ〞を両立させるには、ストレスが溜まることもあるはずだ。何か解消法はあるのだろうか?

「クロスステッチは、もう長年やっていますが、最近は編み物にハマっていて。編み物をしているとそれに集中して、ほかのことをあれこれ考えないので、気分転換になりますね。
あとは韓流ドラマを観ること(笑)。でも、仕事自体も自分にとってはストレス解消にもなっていて。家に帰れば、家族が笑顔でいられるようにあれこれ整えるのが自分の役割ですけど、好きなことを合間にこなしながら、それらをどれも自然体で向き合っていく。基本どれも無理をしないで(笑)。いつも笑っていたいので」。
OCEANS1月「街角パパラッチ」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!