
さっと羽織れて、脱げる。この時季のレイヤーに便利なカーディガンは、防寒だけでなく味付けにも重宝する。無地になりがちな冬服に柄物を一点投入するだけで、いつもとは少しだけ気分を変えられるから。しかも適度なリラックス感を担保。こりゃ、頼るっきゃない!
【写真10点】「柄カーデのマンネリ回避コーデ」の詳細を写真でチェック① 潔い配色にクセありディテールが光る
カーディガン、シャツ、パンツ=すべてジャーナルスタンダード シューズ=コンバース 眼鏡=ノーブランド バッグ=ラルフ ローレン
▶畠山さんのスナップをすべて見る畠山英一さん(57歳)トップスもパンツもカーキ系で揃えて、そのほかはすべて白で統一。潔い配色だからこそディテールが際立ち、全体の印象を左右するという好例である。
不思議な柄のカーディガンにまずは目が奪われるが、実はその他もクセあり。シャツはバンドカラー、パンツはマチ付きのカーゴポケットと裾のストラップでアクセントを添えた。

② カーディガンもTシャツも無地避けのグッドセンス
カーディガン=ユニバーサルプロダクツ パンツ=スティーブンアラン スニーカー=コンバース
▶金さんのスナップをすべて見る金 正敏さん(36歳)ベーシックでいて大人っぽく、無性に今っぽい。そんなユニバーサルプロダクツが作るカーディガンには、まさしく大人の休日にぴったりの楽しさと気楽さがある。
起毛感のあるニット地に大判のウィンドウペンを配して、ありそうでないデザインを創出。Tシャツも無地ではなくあえてプリント物を選び、シンプルスタイルを個性的に遊んだ。
③ ステイヤング香るエッジィなチェック柄
カーディガン=コムデギャルソン Tシャツ=ユニバーサルオーバーオール パンツ=ヨシオクボ スニーカー=アディダス オリジナルス
▶大澤さんのスナップをすべて見る大澤慎吾さん(47歳)単調になりがちなオールブラックのリズム変化も、カーディガンの得意技。たとえばこんなチェッカーフラッグ的な柄物であれば、ステイヤングな匂いだってプラスできる。
と思いきや、今作はフロントがジップ開閉式の変化球アイテム。市松模様にラバープリントを載せたデザインもエッジが効いていて、さすがは“ギャルソン”といった佇まいだ。
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