川崎は「音楽の街」として呼吸している。


――改めて、川崎という街にはどんな印象がありますか?スチャダラ(Bose) やっぱり縁が深い場所ですね。ANIとSHINCOの地元でもあるし、ここで音楽イベントができたのは良かったです。市もかなり協力的なので、「川崎=音楽の街」って空気が、もっと濃くなれば良いと思います。
――京急川崎駅の隣接エリアに、2030年頃に新しいアリーナができる計画もあります。カルチャーの発信地として期待されていますが、どう感じましたか?STUTS とりわけヒップホップに関して言えば、川崎出身のアーティストって本当に多いんです。「この人も?」って驚くくらい。しかもエリアも広い。溝の口から川崎駅周辺まで、いろんなルーツの人たちがいて、彼らがシーンの真ん中で活躍してる。
だから、もうカルチャーの中心地になりつつあるというか。これからも街全体で多方面に発信していく感じがあって、それがすごく楽しみですね。
スチャダラ(Bose) さっき新アリーナができる話を聞きました。2030年はちょうど僕らがデビュー40周年。“何かやれるといいな”って思う反面、年齢的には少しドキドキしますけど(笑)。STUTSくんにも、あそこでライブしてほしいですね。ちょうどいいサイズのアリーナだと思う。
STUTS いやいや、「ちょうどいいサイズ」って簡単に言いますけど大きいですから(笑)。でも、40周年のお話があるなら、ぜひ呼んでください。本気で楽しみにしています。
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