“全部、自分の手で”が心地良い
――ソロとして活動を始めて7年ほどが経ちました。どんな時間でしたか。すばる 独立って、結局一人じゃ成り立たないんですよね。最初の数年は本当に全部、自分で判断してました。そこから信頼できる仲間に出会って、関係を育てながら手探りで進んできました。
良かったのは、すべて自分の手で把握できていること。数字も企画の入口も、自分で見て決める。怖いけど、気持ちいい。それが僕には合ってたんだと思います。
――日々の創作活動は、どんなことから影響を受けているんですか?すばる 皆んなで動いているので、チームの未来の景色を思い描いて発想することが多いです。次のアルバムならこういう曲が欲しいなとか、フェスで盛り上がるの作りたいなとか。
――音楽をやっていて一番高揚するのはどんな瞬間でしょう?すばる 曲ができた瞬間ですね。何曲作ってもあの感覚は変わらない。完成した瞬間の喜びは本当に大きいです。僕はデモの段階でかなり作り込むタイプなので、自分の手で組み上げた音楽が形になった時にすごくテンション上がる。それがリリースされて、誰かに届いて、ライブで反応が返ってくる。撒いた種から芽が出て、広がっていくたびに、何度でも感動が訪れるんですよね。
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