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すべての写真を見るずっと「いいもの」って、何だろう。
流行に流されず、使うほどに馴染み、愛着を深めていく存在。そうした積み重ねの理由があるからこそ、人はそれを「本物」と呼ぶ。そんなものを手にすることは、まぎれもなく贅沢だ。
これまでも、これからも、長く寄り添う12の名品を集めた。
もはや冬の恒例。本場スコットランドの温もり
ニット各3万800円/ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)
本場スコットランド・シェットランド島で、シームレスに編み上げた手編みセーター。
表面に施されるのが、アザミのトゲで引っ掻く「シャギードッグ」と呼ばれる起毛加工だ。これによって空気の層が生まれ、保温効果が高められる。
アメリカントラッドを現代的に再解釈し続けるビームス プラスは、ヴィンテージのディテールを踏襲しながらも、現代の生活に寄り添うアレンジを忘れない。
良いものを丁寧に作り続ける姿勢が、長く愛される理由だ。カラバリも豊富に揃う。
ちょっとしたストレスを解消する、“尻上がり”
バッグ H48×W35×D20cm 10万1200円/ビズビム(F.I.L. オモテサンドウ 03-5778-3259)
ボトム部分を斜めにデザインすることで、背負ったまま座るときにも邪魔にならないよう設計されたバックパック。このフォルム自体がもはやアイコンだ。
こちらはメイン素材に、通常の7倍の強度を持つ「コーデュラナイロン」を使用。
元祖しか持ってない、赤黒チェックの力強さ
シャツ2万8600円/ウールリッチ(ウールリッチ 二子玉川店 03-6431-0150)
190年以上の歴史を誇るアメリカ最古のアウトドアブランドが、1850年に生み出した赤黒のバッファローチェックは永遠だ。
レギュラーラインとして作り続けられるネルシャツは、洗うたびに増す肌触りの良さが魅力。一枚はマストで。
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