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2025.10.31

お値段なんと6400万円!ランドローバー「クラシック・ディフェンダー“室町”」の価値


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ランドローバー・クラシックが手がける“リビルドモデル”に、新たな1ページが加わった。

「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION」。その名に刻まれた“MUROMACHI(室町)”とは、日本で最初にランドローバーが輸入された地、東京・日本橋室町2丁目2番地を指す。ブランドの日本上陸75周年を記念して製作された、世界でたった2台、「90」と「110」各1台のみの限定車だ。

価格はそれぞれ6400万円。だが、この数字を単なる“高額”と見るのは早計だ。
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この1台には、「クラシックカーを現代の技術で甦らせる」というランドローバー・クラシックの哲学と、数百時間に及ぶリビルド工程のすべてが詰め込まれている。

“最新のクラシック”という矛盾を成立させる技術

「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION 110」

「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION 110」


「CLASSIC DEFENDER WORKS V8」は、2012〜2016年の間に生産されたドナー車をベースに、英国コヴェントリーの「JAGUAR LAND ROVER CLASSIC WORKS」で一台一台ハンドメイドで再構築される。

車体は分解され、フレームから塗装、配線に至るまで新造同然にリビルド。搭載されるのは最高出力405PS、最大トルク515Nmを誇る5.0リッターV8ガソリンエンジン。ZF製8速オートマチック・トランスミッションを組み合わせ、クラシックの意匠にモダンな走行性能を融合させた。

「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION 90」

「CLASSIC DEFENDER WORKS V8 MUROMACHI EDITION 90」


サスペンションにはアイバッハ製カスタムスプリングとビルシュタイン製ダンパー、ブレーキにはアルコン製コンポーネントを採用。ドライブフィールは往年の“武骨さ”を残しながらも、現代的な快適性を併せ持つ。

クラシックカーとしての味わいと、最新車の安全性・信頼性を共存させる。それが「WORKS V8」の真価だ。

 “室町”の名に宿る、ランドローバーの記憶



この「MUROMACHI EDITION」は、日本のランドローバー史に敬意を込めた特別仕様だ。

1950年、初代「LAND ROVER SERIES I」が日本橋室町2丁目2番地に初めて輸入された。それが日本におけるランドローバーの原点。今回の特別仕様では、その記憶を現代に継ぐべく、カラーからディテールまで一新された。

エクステリアには専用色「ムロマチヘリテージニュートラルグレイ」を採用。スチールホイールやメッシュグリルをブラックで引き締め、真鍮製の特注バッジが輝く。これらの真鍮パーツは、バーミンガム最古の宝飾店が手がけたもので、往年の輸入車用シャシープレートに着想を得たものだ。

インテリアには、英国ブリッジ・オブ・ウィアー社製のセミアニリンレザーを贅沢に使用。深みのあるチョコレートブラウンの艶が、クラシックな外観と絶妙な調和を見せる。

「90」モデルでは、ランドローバー初となるモヘア製ブラウンのファブリックルーフを採用。ソフトトップを開け放てば、武骨なシルエットの中に開放感が広がる。

「6400万円の価値」は、手仕事と時間の積み重ねに宿る



ランドローバー・クラシックが製作する「WORKS V8」シリーズは、単なるレストア車ではない。それは“クラシックの魂を最新の技術で再定義した新車”と呼ぶにふさわしい。

1台あたり数百時間の再構築工程を経て、最新スペックのV8エンジンと新設計の足回りを組み合わせる。その結果生まれるのは、見た目こそクラシックだが、中身はまったくの現代車だ。

これまでに発表された「TROPHY」「ISLAY」「CHURCHILL」などの限定モデルはいずれも即完売。コレクターズアイテムとしても高い評価を受けてきた。今回の「MUROMACHI EDITION」もその系譜に連なる存在であり、むしろ日本との縁を象徴する特別な意味を持つ。

6400万円という価格は、希少性やラグジュアリー性だけでなく、クラフトマンシップへの対価だ。



自動車としての性能、造形美、そして「物語」を併せ持つ。量産車では到底味わえない、唯一無二の価値がそこにある。

ランドローバーのV8ディフェンダーは、1979年の「SERIES III STAGE 1 V8」以来、ブランドの象徴であり続けてきた。そしてこの「MUROMACHI EDITION」は、その血統を継ぎながらも、過去をリスペクトし、未来へと進化する“最新のクラシック”として存在する。

クルマは単なる移動手段ではない。時間を超えて、文化や記憶を運ぶ器でもある。75年前、室町で始まった物語が、いま再び走り出す。6400万円という数字は、そのストーリーを再び命ある形に戻すための“誠実な対価”なのかもしれない。

 
[問い合わせ]
ランドローバーコール
0120-18-5568(平日9:00〜18:00)
https://www.landrover.co.jp

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