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すべての写真を見る日常の喧騒から距離を置いて過ごす時。悠久の森、雄大な海、贅沢すぎる環境に囲まれたホテル&スパの「サンカラ」は、屋久島を忘れられない旅にするための拠点に最適。
滞在するだけで満たされる、その理由を紐解こう。
自然の中に引きこもる贅沢
外周約100km。クルマなら数時間で一周できてしまうコンパクトな島の中に、2000m級の山が聳え、140以上の川が走り、その水が流れつく近海には日本一の魚種が集まる。
屋久島が“特別”であることを記せばキリがないが、その価値を端的に示しているのが、世界自然遺産という名誉だろう。しかも生態系と景観美というふたつの項目で認められた、世界でも稀有な場所である。
そんな自然にとことん身を委ねるーー。これ以上ない贅沢を目指すのが「サンカラ ホテル & スパ 屋久島」だ。

島の南東にある3万㎡もの敷地に、わずか29室。ゲストのプライベートを確保しながら点在する“マナサヴィラ”は全室ウッドデッキ付きで、稀少な固有種を含むトロピカルジャングルに囲まれる。
53㎡という程良い広さの客室は天然素材をふんだんに使用することで外との調和を図り、自然と一体化したような滞在を提供。しかも寝湯が用意された24時間ろ過循環型バスルームほか館内の水はすべて、汲み上げた地下水だ。
屋久島特有の超軟水を飲み、浸ることで、体の芯からデトックスできる。
新鮮な魚介類やウミガメの故郷となるビーチ、豊富な雨。屋久島を取り囲む海がもたらす恵みはたくさんあるが、空との共演で魅せるこんな瞬間もそのひとつ。一面がピンクに染まったトワイライトタイムには「サンカラ」のプールサイドで出会った。滞在先選びは重要だ。
フロントがある本館へは電動カートをチャーターして移動。エントランスで降り、奥に目を送ると水平線と一体となったインフィニティプールが広がる。
その脇を、地杉を使った予約制のサウナとファイヤーピットが固め、泳いで冷えた体を温めるのもサウナで熱った体を冷やすのも一カ所で完結。周りを気にすることなく没頭できるのがうれしい。眼下の森や海を眺めながらのアペロなんてのも最高のひとときだ。
また、本館に併設するスパは、アーユルヴェーダに屋久島の自然の力を融合した3つのメニューを用意。同伴のパートナーも満足するに違いない。

サンスクリット語で「天からの恵み」を意味する“サンカラ”は、見た目ばかりの上っ面のラグジュアリーとは一線を画す。
一人ひとりに寄り添う行き届いたサービスで屋久島の恵みを存分に。感動しないはずがない贅沢がここにある。
サンカラ ホテル & スパ 屋久島住所:屋久島町麦生字萩野上553電話番号:0800-800-6007sankarahotel-spa.com「マナサヴィラ」1泊2名2食付 12万8000円〜
※部屋タイプはマナサヴィラ(53㎡)、ヴィラスイート(104㎡)、ジュニアスイート(71㎡)、スイート(126㎡)がある。13歳未満は宿泊不可。
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