周囲の騒音を打ち消すアクティブ・ノイズキャンセリング機能、指でハウジングに触れてコントロールできるタッチ機能などを搭載。ワイヤレスはもちろん、ケーブルでの接続も可能だ。人間工学に基づくデザインによる、快適な着け心地と聴き心地をぜひ。音はいったん外耳に送られるので鼓膜への負担が少なく、音による疲労を防いでくれるのがありがたい。221万1000円［予価］／エルメス（エルメス ジャポン 03-3569-3300）
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すべての写真を見る 今、音楽をどう聴く時代なのか。楽曲再生形式でいえば、ストリーミングサービスが圧倒的主流だ。
そして日本レコード協会が公開する2005年〜現在までの「音楽配信売上」のデータを眺めれば、スマホの普及とストリーミングのシェアが密接に関係しているとわかる。
つまり音楽はスマホで聴くのがリアル。となれば、必須なのはイヤホンもしくはヘッドホンだろう。裏を返せば、音楽好きが投資するべきはもはやその部分といって良いのかも。ならば素直に、いい道具で良い音を楽しみたい。
そんな思いを満たしてくれるのが、エルメスが初めて世に送り出すヘッドホンである。馬具製造のノウハウを活かした、レザーのヘッドバンドとハウジング。革部分だけではなく、鎧を思わせる軽量なアルミニウムパーツも実に美しい。
もちろんそのサウンドも完璧で、重厚でバランスのとれた低音と、正確でクリアな高音を表現。このヘッドホンが改めて、音楽に身を委ねる幸福を教えてくれるはずだ。
OCEANS12月「本物だけが欲しいのだ！」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック！ 
