連載:俺のクルマと、アイツのクルマ男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため、数々の車好きに話を伺っていく企画。
【写真23点】「『浅倉カンナ』の愛車はミニ クーパー!」の詳細を写真でチェック午後の柔らかな光が射し込む、三軒茶屋の路地裏。白い「ミニ クーパー」が、ゆっくりと街を抜けていく。コンパクトで丸みのあるフォルムがなんとも愛らしい。


カルチャー好きが集まるカフェ&アパレルショップ「ホーリーシット(HOLY SHIT)」の店先で、静かに足を止めたミニ クーパー。運転席の窓から顔を出し、笑顔で迎えてくれたのひとりの女性こそ、この車の持ち主の浅倉カンナさんだった。
◾️67人目
浅倉カンナさん

1997年生まれ、千葉県出身。17歳でプロデビューし、女子高生ファイターとして注目を集め、2017年には「RIZINスーパーアトム級トーナメント」で優勝を果たす。2024年に現役を引退。現在は三軒茶屋のセレクトショップ「HOLY SHIT」で働きながら、メディア出演や格闘技の普及活動など、第二のステージで自分らしく輝いている。
ミニ クーパーD

ミニ クーパー D(MINI Cooper D)は、コンパクトで愛らしいスタイリングに、ディーゼルエンジンならではの力強さと経済性を融合させた一台。ガソリンモデルの軽快さをそのままに、より厚みのあるトルク感と長距離走行での低燃費を実現している点が特徴である。1.5リッター直列3気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力は約116ps、最大トルクは27.5kgmを発揮する。
「この車は、免許を取って初めて自分で買った車なんです。2017年のRIZINトーナメントで優勝賞金が入ったときに、“何か形に残るものを買おう”と思って。初めて高額な買い物として選んだのがこの車でした。もう8〜9年の付き合いになります」。
カンナさんが選んだのは、ペッパー・ホワイト・ソリッドの「ミニ クーパーD」。街の光をやさしく反射するその白は、彼女の素直さを映しているようで、よく似合っている。

「理由はもう、単純に可愛かったからです(笑)。いろんな色がある中で、白が一番しっくりきたんですよね。最初は青とも迷ってたんですけど、最後は“やっぱり白だな”って」。
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