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境界線のない、ワクワク人生の歩き方


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――俳優としてだけでなく、多方面で活躍されていますよね。

 俳優の仕事を軸に、いろんな“好き”に挑戦しています。例えば、バラエティ番組で体を張ってドッキリに出たり、絵を描いて個展を開いたり。最近ではプロボクサーのライセンスも取りました。そもそもスポーツが大好きなので、体を使うことも、大事な表現手段なんですよね。演技もアートもスポーツも、すべて表現っていう意味ではつながってると思っています。


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――SNSでも話題になっていたキャンプ、かなり頻繁に行かれてますよね。どんなきっかけで始められたんですか?

 最初は、友達がキャンプ場をやっていて「来てみなよ」って誘われたのがきっかけです。たしか、長野の廃校を活用したキャンプ場で、雰囲気がありすぎて(笑)。夜中3時くらいに、僕だけポツンと校舎の中にいて……正直、めちゃ怖かったです。でもそれが強烈すぎて、キャンプにハマっていきましたね。

特に印象的だったのは去年の雪中キャンプ。雪を固めてテーブルを作ったり、たき火を囲んで星を眺めたり……もう、非日常そのもの。寒さを忘れるくらいに感動しました。








――ギアにもこだわりが?

 ギア沼まではいかないんですけど(笑)、ランタンを吊るしたり、テント前のレイアウトをちょっと工夫したり。そういう細かい演出が楽しいです。これは「ソト(SOTO)」のガスバーナー。コンパクトなサイズ感が気に入っていて、火起こしやお湯を沸かすときに使っています。

それと、火吹き棒。ファイヤーブラスターってやつですね。最初は「本当に必要?」って思ったんですけど、一回使ったら面白くて。火をコントロールする感じが、職人っぽくて楽しいんですよね。



 あとは、ナイフ。これは友達から貰ったもので、薪を細かくしたり、簡単な調理にも使ってます。しっかりとギアを揃え始めたのは今年なんですけど、キャンプの時間が一気に濃くなるというか。火を囲みながら道具をいじってるだけでも、すごく癒やされますね。



――最近はキャンプに行くだけじゃなく、もっと深く関わっているとか。

 作る側の視点でも楽しんでます。先週も友達が作ってるキャンプ場で木を切ったり、土地の整備を手伝ったりして。いつかは自分の土地を買って、秘密基地みたいなキャンプ場を持ちたいんですよ。ガレージを改装してアトリエも作って。創作もアウトドアも楽しめる、自分だけの拠点にしたいんです。絵を描いて、火を焚いて、星を見る。そんな暮らしに憧れてます。
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