「タイパ最強!“1分ストレッチ”塾」とは……冬になると顔が大きくなる。それは太ったからではなく、むくみが原因かも。
冬は寒さのせいで血流やリンパの流れが滞りやすく、顔まわりがパンパンにむくみやすい。だからこそ、この時季は日々のちょっとしたケアが顔の印象を大きく左右する。
そこで今回はYouTubeで大人気の「ストレッチ整体師とも先生」が、誰でも簡単にできるフェイスラインケアを伝授。たった1分でできるセルフケアで、すっきりとした輪郭を手に入れよう!
こんにちは、ストレッチ整体師のともです。
今回は、フェイスラインをすっきり保つために効果的なセルフケアを3つご紹介します。
● 頭皮のマッサージ
● あご下のマッサージ
● 舌のトレーニング
顔周りは、血液やリンパが滞りやすく、むくみが出やすい部分です。
そのため、頭皮やあご下をマッサージして血流を促し、リンパの流れを整えることで、むくみの改善やフェイスラインの引き締めが期待できます。今回紹介するのは、どれも1分でできる手軽なセルフケアばかりなので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。
フェイスラインのケアで知っておきたいこと
まず注目していただきたいのが、あご下にある筋肉のひとつ「顎舌骨筋」です。この筋肉をしっかりほぐして柔らかくし、使いやすいようにしていくことで、フェイスラインは自然と引き締まります。
そこで今回は、あご下のマッサージや舌のトレーニングで、この顎舌骨筋にアプローチしていきましょう。
さらに、頭皮の状態によってもフェイスラインは大きく変わります。頭皮がむくんでいる方は意外と多いものです。頭皮のむくみを解消することで、顔全体のリンパの流れがよくなり、フェイスラインもすっきり。逆に頭皮がむくんだままだと、顔全体が下がった印象になり、目も開きにくくなるため、目力も失われやすいのです。
頭皮を優しくマッサージすれば、むくみが取れて水分やリンパの流れがよくなり、フェイスラインもすっきりしますよ。
頭皮を緩めるマッサージ
それでは頭皮のマッサージをやってみましょう。今回紹介するのは、頭皮の縦と横ラインを順番にマッサージする方法です。
(1)前髪の生え際あたりから後頭部に向かって、頭の縦ラインをマッサージする
指でぐっと押さえながら、ぎゅっと開いていくイメージで。
皮膚が動くまで、開かなくて大丈夫です。
(2)頭の丸みに沿って、頭の横ラインをマッサージする
頭皮マッサージは、縦ラインを15秒、横ラインを15秒、合計30秒を目安に取り組んでみてください。頭皮の皮膚は首まで繋がっているため、頭皮を緩めることで、首まわりも柔らかくなりスッキリします。
頭皮マッサージは入浴中にやるのもおすすめです。ただし、強い力でやるのは避けて、気持ちのよいレベルで行いましょう。
フェイスラインに効く猫の手マッサージ
次に、フェイスラインのマッサージを紹介します。このマッサージでは、耳下にある骨の出っ張りから、あごのラインを指の第二関節あたりを使い押していきます。
(1)猫の手を作り、耳の下の骨の出っ張ったところから指の第二関節あたりを使いぐっと押す
(2)あごのラインに沿ってあごの先へと位置を変えながら順番に押していく
あご下あたりはぐっと入れ込むように押さえる
片側15秒、両側あわせて30秒を目安に行いましょう。皮膚を強くこすらず、優しく押すのがポイントです。
押して痛みを感じる場所は、凝りのサイン。あご下の筋肉が硬いままだと、ほうれい線やたるみの原因にもなります。定期的にほぐすことでフェイスラインがすっきり引き上がっていきますよ。
舌の位置を正すトレーニング
最後は舌のトレーニングです。このトレーニングでは、舌を正しい位置に置くことを意識していきます。
本来、舌は上あごにぴったりとついているのが正しい位置ですが、舌が下がってしまっている人は少なくありません。舌の位置が下がると、フェイスラインがぼってりとする原因にもなります。舌を正しい位置に戻すことで、自然とフェイスラインが引き上げられていきます。
(1)舌を上あごにぐっと押し当てて、5秒程キープする
できるだけ根元からぐっと押さえていくイメージで。

舌のトレーニングは、 5秒×5セット=約30秒を目安に取り組んでみましょう。
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