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左●ジャケット14万7400円/タリアトーレ(トレメッツォ 03-5464-1158)、タイ2万4200円、チーフ1万780円/ともにステファノ カウ(バインド ピーアール 03-6416-0441)、靴7万4800円/バーカー(伊勢丹新宿店 03-3352-1111)

左●ジャケット14万7400円/タリアトーレ(トレメッツォ 03-5464-1158)、タイ2万4200円、チーフ1万780円/ともにステファノ カウ(バインド ピーアール 03-6416-0441)、靴7万4800円/バーカー(伊勢丹新宿店 03-3352-1111)


小比類巻 この先、キックボクサーとしての目標などがありましたら教えてください。
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安井 自分の格闘スタイルなどは意識したことがありませんが……ひとつ言えるのは「継続していきたい」ということ。無理をしなければ、長く付き合えるスポーツだと思いますので。

小比類巻さんいわく「パンチのコンビネーションが実に多彩。ワンパターンに陥らず打ち続けられるというのは、なかなかできないことです」。

小比類巻さんいわく「パンチのコンビネーションが実に多彩。ワンパターンに陥らず打ち続けられるというのは、なかなかできないことです」。


小比類巻 では改めて、安井さんが考えるキックボクシングの魅力とは?

安井 いつもは使わない能力を使う、ということでしょうか。わかりやすく言えば、普段「相手にケリを入れる」なんて状況はありませんからね(笑)。相手の動きを読み、どう自分が対応していくか。身体も頭も、いつもと違う回路が求められる。だから面白いのだと思います。
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小比類巻 安井さんの流儀ではないかもしれませんが……どうでしょう、そろそろ試合に出てみては(笑)。

安井 一度試合に出てしまうと、のめり込みそうで怖いんです(笑)。私にとってキックボクシングはあくまで、生活を充実に導くためのアクティビティという位置付けなんです。

──スタジオでの、ミット打ちの撮影のとき。撮影ゆえ打つ仕草だけでもいいわけだが、安井さんの動きと表情は真剣そのものであった。小比類巻さんが構えるミットに鋭いジャブを放つ。パン、パンという音が響く。そうか、安井さんは8年間これを繰り返してきたのだと、深く納得した。
[KOHI’s NOTE]
・週1回1時間のトレーニングを、8年にわたり継続中。
・日頃から感情のコントロールを意識する。
・仕事も格闘技も「一流に習う」のが上達の近道。
・長く続けることで成長を実感し、自信が生まれる。

OCEANS11月「やっぱりデニムは、人だ。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

山本 大=写真 与那嶺龍士=スタイリング 勝間亮平=ヘアメイク 加瀬友重=編集・文

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