
トラッドの象徴、ブルックス ブラザーズのシャツ。誰しも一度は袖を通したであろう“永久定番”を、どう自分らしく着こなすか。今回はそのお手本ともいえる3人をスナップ。
個性とセンスが共存する、リアルなアレンジ術に注目だ。
【写真7点】「ブルックスのシャツを自分流にアレンジした3人の強者たち」の詳細を写真でチェック① ルードに楽しむ20代のセンスに注目

シャツ=ブルックスブラザーズ パンツ=古着 シューズ=レッドウィング 帽子=銀座トラヤ 眼鏡=白山眼鏡 バッグ=オーエー
▶︎鈴木さんのスナップをすべて見る鈴木 豪さん(25歳)ブルックスのストライプシャツを、小物使いで軽やかにカジュアルダウン。20代らしいセンスが光る。
シャツはトップボタンまできっちり留めて、チノパンにタックイン。そんなお行儀のいい着こなしに、バケットハットとサングラス、前掛けバッグをプラスし、ルードな雰囲気をプラスした。
このバランス感こそ、こなれたシャツスタイルへと導く鍵。勉強になりました!

② ハイブランド一点投入で大人の品を添える

シャツ=ブルックスブラザーズ パンツ=ジーユー シューズ、ブレスレット=ともにザラ 帽子=カンゴール 眼鏡=カザール バッグ=ルイヴィトン 腕時計=カシオ ピアス=ノーブランド
▶︎ヒロアキさんのスナップをすべて見るヒロアキさん (39歳)品行方正なチェック柄のシャツを愛用するヒロアキさん。それに合わせたのは、モノグラムのバッグ! 言わずと知れたルイ・ヴィトンのシグネチャーゆえ、その存在感は抜群だ。
ハイブランドを一点投入し、“大人の格”をさりげなく底上げ。そんなアレンジ術を実践している。ちなみにパンツはジーユー、スニーカーはザラ。縦横無尽なモノ選びにも好感が持てる。

③ “大人見えストリート”の重要アイテムとして

シャツ=ブルックスブラザーズ パンツ=ベドウィンアンドザハートブレイカーズ シューズ=ナイキ 帽子=ニューエラ 眼鏡=白山眼鏡 バッグ=ハーマンミラー ブレスレット=不明 リング=創吉
▶︎河野さんのスナップをすべて見る河野文哉さん(34歳)第一印象、シルエットがいい! ブルックスの白シャツは身幅の広いワイドなものに対して、ベドウィンのパンツはジャストサイズ。さらにレングスは“ハンパ丈”で実に個性的だ。
BBキャップやナイキ「コルテッツ」といった小物選びも含めて、ストリートマインドを感じるコーディネイト。ただし、そんなヤングな雰囲気をブルックスのシャツが優しく、品良く包み込む。
大人ならば、ストリートスタイルにブルックス。これはぜひ覚えておきたい!

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時代が移り変わっても、ブルックスのシャツはいつだってスタイルの中心にある。3人の装いに共通するのは、“自分のルール”で定番を更新する姿勢。
トラッドを守るだけじゃなく、自分らしさを添えて。そこにこそ、大人の洒落感は宿る。きっとね。