
本来、迷彩柄は“自然のなかで目立たないため”に生まれたパターン。そんな柄を上手に手懐け、街でむしろ“目立っていた”3人の男をピックアップ。
彼らに共通していたのは、白・黒・ブルーといった定番色合わせ。
その圧倒的な包容力が、迷彩をぐっと都会的にまとめてくれる。“自然に溶け込む”柄を、街で“センスよく際立たせる”ための近道はここにある!
【写真7点】「迷彩柄を“自然”ではなく“街”で馴染ませるコツ」の詳細を写真でチェック① 極太迷彩パンツを黒で挟み撃ち!
シャツ=シーオール パンツ=不明 シューズ=ブローム 帽子=オールドマンアラン 眼鏡=ブラン 腕時計=ヴァーグウォッチカンパニー リング=ヴィンテージ リング2=オルネー リング3=ガーデンオブエデン
▶︎平本さんのスナップをすべて見る平本夏偉さん(30歳)ズドン!と太い迷彩柄パンツをはきこなす平本さん。インパクト抜群のボトムスに合わせたのは、ボタン全開で開放感たっぷりに着こなした黒いシャツ。
さらに足元もブラックのレザーシューズをチョイスし、黒で挟み撃ち! 街に馴染むよう、シックにまとめあげた巧者のいでたちだ。

② 上下ジャストでスタイリッシュに装う
Tシャツ=ネイバーフッド パンツ=不明 シューズ=ニューバランス 帽子=ネイバーフッド バッグ=パタゴニア
▶︎武藤さんのスナップをすべて見る武藤祐真さん(47歳)Tシャツ&ショーツのシンプルな合わせながら、BBキャップや肩掛けバッグでアクセントをちょい足し。
ポイントは、迷彩柄ショーツ以外をすべて白と黒の定番色で揃えていること。そのミニマルなカラーパレットが、センスのいい装いへと導いている。
さらに、上下ともに流行のワイドではなくジャストサイズを選んでいることも好印象。ご自身の体型を熟知した、巧みな選び方だ。

③ ストリートな装いも定番色なら落ち着きUP
ジャケット=シュプリーム×マークゴンザレス Tシャツ=ノーブランド パンツ=ジーユー シューズ=メゾンミハラヤスヒロ 帽子=シュプリーム
▶︎ミコトさんのスナップをすべて見るミコトさん(28歳)最後はシュプリーム×マークゴンザレスの迷彩柄ジャケット。さらっとゆるく羽織ったそれを受け止めるのは、ジーユーのワイドなブルーデニム。
Tシャツは白ベース、スニーカーは白×黒と、やはり定番色でまとめている。ストリート感のある全身でも、どこか落ち着きがあるのは、そんな色合わせの妙だろう。
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街で“目立っていた”3人の迷彩マスターに共通していたのは、定番色合わせ。柄のインパクトを生かしつつ、都会的で洗練された印象を生み出していた。
迷彩を街で着こなすなら、このルールを覚えておいて損はなし!