
黒キャップと同じくらい黒バケハも使える。言わずもがな「黒いバケットハット」の略だが、ここ数年で街角の大人たちにすっかり定着した印象だ。
今回は愛用者3名から、着用ブランドとコーデテクを探ってみた。
【写真7点】「“黒バケハ”を愛する大人たちに学ぶ、被り方とこなし方」の詳細を写真でチェック① 初秋のブラックコーデに馴染む「ソラリスアンドコー」

ポロシャツ=N.ハリウッド パンツ=ユニクロ シューズ=ニューバランス 帽子=ソラリスアンドコー バッグ=N.ハリウッド×ポーター 腕時計=カシオ ネックレス=ノーブランド リング=メイアン リング2=エルメス
▶︎太田さんのスナップをすべて見る太田裕介さん(34歳)トップスはたっぷりしたシルエットのN.ハリウッドのポロシャツ。これにユニクロのショーツを合わせ、初秋のブラックコーデを作り上げた。バランス感覚の良さが伺えるが、コーデの脇を固める小物も秀逸。
バケットハットは「ソラリスアンドコー」の逸品。ミニマルで顔まわりをスッキリ見せてくれる。N.ハリウッド×ポーターのバッグやニューバランスのスニーカーなど、小物もすべて黒で揃えることで、シュッと引き締まった印象に。

② カーゴショーツに「ネイバーフッド」のバケハが◎

Tシャツ=ダブルタップス パンツ、帽子、靴下=すべてネイバーフッド シューズ=テバ バッグ=ディセンダント 腕時計=カシオ
▶︎西野さんのスナップをすべて見る西野友基さん(53歳)こちらは黒T&カーゴショーツでキメたモノトーンスタイル。上下ともシンプルな黒ではあるが、ほのかにストリートな香りが漂う。実はカーゴショーツやバケットハット、そしてソックスもネイバーフットで統一。足元はテバのスポーツサンダルを合わせ、ソックスのロゴを主張させたのも◎。

③ 品の良いボーダースタイルには「キジマタカユキ」

Tシャツ=ポリプロイド パンツ、バッグ=ともにシーピーカンパニー シューズ=ニューバランス×ビームス 帽子=キジマ タカユキ ネックレス=ノーブランド バングル、リング=ともに不明
▶︎マエダさんのスナップをすべて見るマエダさん(45歳)ラストはボーダーTシャツを華麗に着こなしたマエダさん。マルチボーダーのモノトーンTシャツは緩めのサイジングを選ぶことで適度にリラックスした雰囲気を醸し出せる。これに合わせたのがシーピーカンパニーのパンツ、そしてビーム別注のニューバランスだ。
顔まわりにはキジマ タカユキのバケットハットをプラス。一つに結んだロングヘアにも品の良い帽子がよく似合う。
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今回スナップした3名は偶然にもモノトーンスタイルだったが、黒バケハは幅広いコーデにマッチする。使い勝手の良く、被るだけで顔まわりのいいアクセントになる。黒キャップに以外の選択肢としてぜひ!