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すべての写真を見るトップブランドには、ひと言ではまとめられない個性と感性、歴史が宿る。
それらは言い換えれば、クリエイティブを牽引する創り手の人格。その輝きは、多彩な表現が魅力のデニムにより顕著だ。
ただし、その物語を結ぶのは着用者である我々。気ままに、自分らしく楽しみたい。
「ルイ・ヴィトン」
![デニム21万8900円、カーディガン40万8100円[予価]、Tシャツ10万1200円/すべてルイ・ヴィトン 0120-00-1854](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/52855/images/editor/dfded1f57b6989cd26bcee96a00027457051f256.jpg?h=1074)
デニム21万8900円、カーディガン40万8100円[予価]、Tシャツ10万1200円/すべてルイ・ヴィトン 0120-00-1854
日本製デニムと、トップメゾンのサヴォアフェール。エターナルでエモーショナルな両者の蜜月が、才走るファレル・ウィリアムスのクリエイションで加速する。
裾に向かうにつれて広がるフレアシルエットは、自由と解放を示唆。ウォッシュ加工が施されたライトなインディゴカラーは、タバコカラーのステッチ、あるいはコインポケット&ウエストに配されたヌバックパッチと見事な対比を描く。
繊細にして華麗、そして力強さをも伴う傑作デニムだ。
「エンポリオ アルマーニ」

デニム8万1400円、ニット8万1400円/ともにエンポリオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン︎ 03-6274-7070)
妥協なきジョルジオ・アルマーニの信念は、デニム同様にこれから、永遠のヘリテージとなるだろう。
タフなペインターパンツをモチーフとする本作は、従来のイメージを覆す伸びのいいストレッチ生地を採用。裏地には、保温性に優れた柔らかいフリースが用いられる。
ステッチとのコントラストが効いた濃紺の外観は、あくまでソリッド。半面、着用すれば優しさに気付かされる。ここにも、“帝王”らしい人間味を見る。
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