【坪井慶介さんの私服をパパラッチ！】

コート、Tシャツ＝OVY　パンツ＝ KAJA　シューズ＝コンバース　ブレスレッド＝市松

――っていうか、めちゃくちゃお洒落ですね！ 今日のコーデのポイントを教えてください。

坪井　Tシャツは「OVY」でパンツは「KAJA」で纏めています。地元が茅ヶ崎の人たちが、“本当に着たいもの”をこだわって作るブランドです。身近な彼らの姿勢に惹かれるんですよね。双方とも同じ方々が手掛けています。

――ちなみにコートは？

坪井　コートも「OVY」ですね。裏地のないナイロン素材で驚くほど軽くて、春先や秋口など季節の変わり目にぴったり。コートって気を使いがちだけど、これはガシガシ使えるのが魅力。サッと羽織れるのに、シルエットは洗練されてる。手軽さと上品さのバランスが絶妙なんですよ。

――そのブランドの、特にどんな部分に魅力を感じましたか？

坪井　「大人の飾らなさ」がコンセプトになっていて、シンプルだけど、パターンにも一切妥協がないところ。服好きとしてはたまらないんですよ。実はデザイナーとは飲みの席で偶然知り合ったんです（笑）。よく行く飲食店で、共通の知人にを紹介されて。「洋服を作ってるんだよ」と聞いて、そこから実際に手に取って惚れました。



坪井　例えば、このTシャツ。驚くくらい気持ちいい肌触りなのにハリ感もあって、何度洗っても型崩れしにくいんです。パンツもシャーリング部分の3本ステッチや、両玉縁仕様のヒップポケットなど、本当に信頼できる丁寧な仕立てで。





――着けてらっしゃるブレスレットも、すごく輝いてますね。シルバーですか？

坪井　はい、これは「市松（いちまつ）」のもの。全部手作りで、注文から届くまでに何カ月もかかることもある。たまたま鎌倉のお店で見つけて「これ欲しい！」って。現役時代からずっと愛用していて、もう9〜10年はこれ一本。縁起ってわけじゃないんですけど、自分が本当に気に入ったものを、長く使いたいんです。

時計もほとんど着けなくなったくらい、しっくりくるアクセですね。



――スニーカーは？

坪井　「コンバース アディクト」のジャックパーセル（HI）。クラシックなデザインでシンプルなカラーが気に入っていて、今日みたいな落ち着いたコーデでも邪魔しない。履き心地も良くて、長時間歩いても疲れにくいから、信頼できる一足ですね。