トークセッションで語られた“本気のイノベーション”
続いて、アワード授賞式の後に行われた3つのトークセッションでは、5つの受賞企業からキーパーソンたちが登壇。それぞれが自分たちの“核”となる取り組みや、地域発×海洋問題へのユニークなアプローチについて語った。

海洋問題へのアプローチについて、レンゴーの杉山さんは、「自社の取り組みが、目に見えないレベルで海の未来を守る仕組みづくりに役立っている」と話す。

シンク・ネイチャーの久保田さんは、「自社が開発した海の生物多様性を見える化するアプリが子どもたちの心に届いた手応え」を語ってくれた。テクノロジーの力が次世代に希望を届けていることを改めて実感する。

一方、2050年の海はどうなっているかという問いについてスペースシフトの金本さんは「50年後には“豊かで、しかも儲かる海”になっているかもしれない」と語り、宇宙×AIのデータ活用による未来予測に確かな自信を滲ませた。

さらに注目を集めたのが、ローカル発のイノベーションだ。「海は世界とつながっている」という北三陸ファクトリーの眞下さんは、グローバルな視野でオーストラリアにも活動を展開。ノベルジェンの楢木さんは「地域に合った水質浄化技術が必要」と強調し、ローカルとグローバルの絶妙なバランス感覚が鮮やかに示された。
4/4