「年齢を言い訳にしない」ポジティブな未来像
©︎RHYTHM AND RIDE
――もうすぐ40代に差し掛かる中で、アーティストとしての変化や、今後の理想像についてお聞かせください。年齢を重ねるなかで変化はありますが、新鮮な発見を続けていきたいですね。40代には40代の楽しみ方があるはずで、それを「歳を取ったから仕方ない」と捉えるのはもったいない。むしろ今、「何に新鮮さを感じられるか」を探し続けたいんです。
毎日同じことを繰り返すのではなく、まだやったことのないことに挑戦する。そうやって得た体験は、音楽に直結することもあってもなくても、人として生きる力になっていく。
――年齢に対してポジティブなスタンスが素敵ですね。日本では「おじさん」「おばさん」とカテゴライズされがちですが、人は“人間単位”で見ればいいと思うんです。年齢を理由に何かを諦めるのは本当にもったいない。その発想で、自分の可能性を狭めてしまうのは避けたい。
だから僕は、どう面白い人間になっていけるかを追い続けたいし、周囲の人にもそうであってほしい。年齢を気にせず、もっと自由に人生を楽しんでいけたらいいんです。
TENDRE(テンダー)
ベースを軸にギターや鍵盤、サックスも操るマルチプレイヤー・河原太朗によるソロ・プロジェクト 。2017年のデビューEP『Red Focus』で注目を集め、以降はFUJI ROCKやRISING SUNなど主要フェスに出演。国内ワンマンツアーもソールドアウトを重ね、ライブアクトとして高い評価を得ている。Chara、堀込泰行、坂本真綾らへの楽曲提供やSIRUP、ベニー・シングスとのコラボレーションなど、シンガーソングライター/プロデューサーとしても活動は幅広い。最新作は2024年12月リリースの「HAPPY END」。ソウルやR&Bをルーツに“人と感情をつなぐポップス”を追求し続けている。