
お坊ちゃん的コドモっぽさはすでに消え失せ、余裕のある大人っぽさだけを手軽に演出できる。今の気分のタックインは、マジでメリットしかない。やり方も簡単。裾を“きちんと”仕舞い込むのではなく、“ゆるっと”まとめるイメージ。これだけでOK。いざ!
【写真11点】「力を抜いたタックインコーデ3選」の詳細を写真でチェック① ゆったり、大人っぽく、イヤミなし
Tシャツ=ヴァンズ パンツ=ノーティカ シューズ=ドクターマーチン 帽子=エドウィン 眼鏡=ゾフ バッグ=ユニクロ 腕時計=カシオ
▶溝井さんのスナップをすべて見る溝井祥太さん(25歳)Tシャツとホワイトチノーズを合わせたナチュラルな装いに、大人っぽいアクセントをひと匙。それでいてイヤミなし。ゆったりしたタックインがピンポイントで効く。
ウェアがシンプルなぶん、小物の選び方も際立つ。ブリムの大きなデニムハットとクリアフレームのアイウェアで遊び、革ベルト&革靴で引き締める。グッドバランス!


② タックインでも“フマジメソッド”を実践
シャツ=プレイコムデギャルソン パンツ=コムデギャルソンオムプリュス シューズ=アダムキメル 帽子=ナイキ 眼鏡=アイヴァン ベルト=ウルフズヘッド ウォレットチェーン=ジュディブレイム
▶中立さんのスナップをすべて見る中立 遼さん(39歳)ストライプシャツの入れ方はやや“きちんと”ながら、全体的には“ゆるっ”とした表情に。超ワイドなサルエル風パンツのシルエットが、独特のリラックス感を放出する。
シャツの袖はテキトーに捲り、インナーの白Tが首元でチラリ。センス良くフマジメに着こなすシャツスタイル。タックインもその重要なメソッドになる。



③ 軽やかに挟んでスウェットシャツ的余裕を楽しむ
ポロシャツ、バッグ、スカーフ=すべて不明 パンツ=グラフペーパー シューズ=サロモン 帽子=古着 眼鏡=ギュパール 腕時計=カシオ リング=ビューティアンドユースユナイテッドアローズ
▶小林さんのスナップをすべて見る小林大地さん(25歳)超ビッグシルエットポロの裾をさらっとショーツに挟み込んで、まるでスウェットシャツのような雰囲気に。パンツともどもダークトーンながら、上下の質感が粋な違いを生む。
随所に取り入れたアクセントカラーもステキ。スカーフ&ソックスの赤、キャップ&アイウェア&バッグのオレンジ。フレッシュかつエネルギッシュで、街角に映える。


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サイズ感や色使いなどの基本メソッドに比べれば、着こなしにおいてタックインはあくまで味付け程度。ただし、あるとないとじゃ実際大違いだ。さらに言えば、装いがシンプルなほど効いてくる。その辺、しっかりと頭の中に入れておいて!