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2025.10.04

ファッション

ビームスTの元Bボーイが愛してやまない5本のリーバイス。ヴィンテージ501に別注ブラックデニムも!


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あらゆるカルチャーがクロスオーバーし、多様なスタイルが入り乱れていた90年代。その主要派閥のひとつとして君臨していたのは、紛れもなくHIPHOPファッションだった。

水村さんもその影響を大きく受けたひとりで、若い頃は自他ともに認めるBボーイ。そんな背景ゆえに、アメカジや古着好きとはまた違った視点でリーバイスジーンズと向き合ってきた。

【写真31点】「ビームスTの元Bボーイが愛してやまない5本のリーバイス」の詳細を写真でチェック
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紹介してくれたのは……
水村幸平(みずむら・こうへい)●ビームス各店でバイトとして働いたのち正社員へ。ビームスTへ異動となり、店頭に立ちながらVMDやMDも兼任する。現在はビームスTのディレクターとして活躍。音楽とスケートをこよなく愛するナイスガイ。

水村幸平(みずむら・こうへい)●ビームス各店でアルバイトを経て正社員に。その後ビームスTへ異動し、店頭に立ちながらVMDやMDも兼任。現在はビームスTのディレクターとして活躍中。音楽とスケートを愛するナイスガイ。


節目ごとに手にしてきた思い出深いリーバイス



90年代のHIPHOPファッションを牽引したのは、多様なアーティストだった。スポーツウェアをまとったRun D.M.C.、きれいめに仕上げたSean Combs、バギージーンズにワークブーツを合わせたWu-Tang ClanやGang Starrなど、多様なスタイルが音楽シーンを席巻し、ストリートを彩った。

そんな彼らに憧れたキッズたちは“Bボーイ”と呼ばれ、ストリートで存在感を放っていった。水村さんもまさにそのひとりだ。



「根っからのBボーイでしたね。ティンバーランドのブーツにラルフのパンツをユルくはくスタイル。もちろんリーバイスの501も持っていましたよ。当時はウエスト38の一本をデカ穿きしていました」。



当時ストリートには独特な風潮があり、水村さんもその影響を受けていたと振り返る。

「リーバイスは、おじさんから女性まで誰もに好まれるイメージでした。ただ、僕の周りでは“王道を避ける”空気があって、僕も大金を払ってスタンダードを買うくらいなら、無名でも尖った新しいブランドを選びたいタイプでした」。

しかし、ビームスに入社すると状況は大きく変わる。



「先輩の多くが王道アメカジ好きで、リーバイスに詳しくないと“そのくらい知っておけよ”と言われかねない雰囲気でした。じゃあ買ってみようと(笑)。アルバイト時代の3年間で、リーバイスの立ち位置やメンズカルチャーにおける意味を徹底的に学びました」。

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