鈴木真悟。1982年生まれ。「サタデーズ ニューヨークシティ」で活躍したのち、2020年に独立。「19SO(ナインティーンエスオー)」を設立する。
「鈴木真悟のVintage Clothes Cruise」とは……19SOディレクターの鈴木真悟さんが「行ってみたかった」と語る「ジャンティーク内田商店」に初訪問。初めての東京脱出、そして初ゲストに人気スタイリスト・宮島尊弘さんを迎えた、特別版“VCC”だ。後編となる今回は、鈴木さんが心惹かれたアイテムを厳選してお届けする。
左●内田 斉。1969年生まれ。原宿の老舗古着店「サンタモニカ」で18年間勤務。独立後の2005年、中目黒に「ジャンティーク」を立ち上げ、ファッション業界を中心に絶大な支持を集める。2019年、地元・群馬県高崎市に2号店「ジャンティーク 内田商店」をオープンし、一躍話題に。右●宮島尊弘。1970年生まれ。専門学校を卒業後、さまざまな職を経て渡英。帰国後はスタイリストとして多くのアーティストや俳優のスタイリングを担当。
【写真29点】「鈴木真悟が内田商店で出合った秀逸古着4選」の詳細を写真でチェック訪れたのは……「ジャンティーク内田商店」
「ジャンティーク中目黒」のオーナー、内田 斉さんが2019年、地元にオープンさせた2号店。“ジャンク”と“アンティーク”を掛け合わせた造語が由来の店名に違わぬバラエティに富んだラインナップを誇り、今では希少となったアイテムも多数。メインとサブのふたつの空間で構成され、後者では新品も取り扱う。
住所:群馬県高崎市貝沢町1315-3営業:11:00〜19:00休日:無休HP:https://jantiques19u.buyshop.jp/ ユーズド“海パン”の波がくる!?
鈴木 広い店内にたくさんのアイテムがありますけど、入った瞬間に気になったのがこのスイムショーツ。探してもなかなか出合えないんですよ。
内田 これは世界的なサーフブランドのビラボンのショーツですね。90年代以降のアイテムだと思います。
鈴木 サイズが合えばこれをはいてサーフィンにも行きたいです。
宮島 俺はこっちのデニム地っぽいやつが気になってた。丈が短いのが好きなんだけど、さすがにウエストはタイトすぎるかもなー。
鈴木 しかもナイキなんですね。かわいい!
宮島 レディースかキッズラインかも。真悟はショーツの丈は短めが好み?
鈴木 最近は長めをはきますね。宮島さん、他にも気になるショーツはありますか?
宮島 これなんて柄がかわいいね。逆にめちゃウエストがたっぷりめだけど。
内田 この年代は幾何学やバティック柄など、総柄デザインが多いんですよ。
宮島 ガッチャっぽいテイストもあるよね。配色もカラフルでいい。
内田 そうそう、懐かしいですよね。古着のスイムショーツはなかなかいいのがないんですよね。僕個人としてはイチ押しです。

2/6