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百戦錬磨の内田さん推薦・ヨーロッパワーク

宮島 内田さんといえば“ワークブルー”のイメージ。これらはフランス製ですね。
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内田 ほとんどフランス、少しドイツもあります。昔からヨーロッパものも注目してました。

宮島 内田さんが買い付ける古着って、フランスのヴィンテージもののイメージが強いんだよね。昔から好きなんですか?
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内田 サンタモニカで働いているときからずっと集めてますね。今はすごい人気で、欧米の方も結構買っていかれます。



鈴木 このジャケット、グッときますね。

内田 基本的にはフェードした色のものを買い付けるようにしています。ただ最近は人気すぎて、いい雰囲気のものがなかなか出てこないんですよ。出てきても高額なケースがほとんどです。今おすすめなのは、少し年代が新しめのジャーマンワークで、フェード感のある薄手のヘリンボーン生地のものですね。



鈴木 いいですね。ゆったりめをバサッとラフに着たいです。

内田 ジャーマンワークは価格的にもまだ手が届きやすいと思います。

宮島 ここにあるのは、全体的にヨーロッパのリアルワークウェアということですか?

内田 そうです。基本的には実際に着られていたもの。色が薄く残っているのは、洗いで落ちたわけではなく日焼けによる自然な色落ちです。



鈴木 なるほど。この薄いグレーの一着は好みかも。丈も短めで、今っぽいですし。

内田 そうですね。ダメージ感や色の抜け具合もちょうどいいと思います。

3/6

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