キンキンに冷えた氷入りのシャンパンが夏の新定番に
19世紀末に甘口シャンパンを表現するのに使われていた「RICH」という言葉を冠したリッチ オン アイスは、ヴーヴ・クリコのイエローラベルが持つフレッシュさや豊かなアロマはそのままに、フルーティーな香りと優しい甘さ、そしてスパイシーな余韻がプラスされたハッピーなフレーバーが特徴だ。
今回は本誌看板モデルであり、連載「ミウラメシ」でプロ顔負けの料理を披露するマーシーこと三浦理志さんがリッチ オン アイスに合うフィンガーフードを提案。
氷と一緒に楽しむシャンパンの魅力を深掘りするとともに、ホームパーティーでさらりと振る舞えるおつまみレシピもぜひ参考にしてほしい。

日本ではまだあまり馴染みがない氷とともに飲むシャンパン。だが、先述した南仏・リビエラでは、フランス語でプールを意味する“ピシーヌ”というスタイルで広く親しまれている。
シャンパンでの乾杯が絶えないサマーシーズン、サプライズ感のある演出で注目を集めるなら、間違いのない一本となるだろう。

グラスのおよそ半分までシャンパンを注ぎ、ごろりと大きな球体の氷をひとつ入れるのが本場のスタイル。細かなクラッシュアイスではなく、大きめの氷をひとつ、というのがポイントだ。
氷が徐々に溶け、味わいに変化が生まれるプロセスまで計算済みなのである。
「リッチ オン アイス」750ml 1万175円、「リッチ ロゼ オン アイス」750ml 1万835円/ともにMHD モエ ヘネシー ディアジオ veuveclicquot.com
パイナップルやマンゴーといったトロピカルフルーツとレモングラスの香りが異国情緒を誘うリッチ オン アイスと、イチゴやラズベリーなどの赤い果実のジューシーさとペパーミントの爽快感が見事にマッチしたリッチ ロゼ オン アイス。
フレーバーやテイストはそれぞれ異なるものの、どちらもイエローラベルのヴーヴ・クリコに比べてムニエのブレンド比率が高いため、華やかさが増し、トーストのような香ばしさが感じられる。
柔らかくふくよかな泡は、太陽の下でのチルな乾杯から、しゅわりとした心地いい感覚に浸りたい夏の夜長まで、シーンを問わず寄り添ってくれるのだ。
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