インドでは薬としても使われていた? 天然由来のヘナとインディゴ
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──そもそも“ヘナ染め”って何ですか?どちらも100%天然由来の植物染料で、化学薬品に比べると刺激がとても少なく、むしろ髪や頭皮の状態を整えてくれます。とくにヘナは、インドの伝統的医学であるアーユルヴェーダでは、抗炎症作用や殺菌効果のある薬としても使われていたほどです。
──自然の恵みというわけですね。発色の仕組みは?ヘナは髪の主成分であるタンパク質に結びついてオレンジ色に、インディゴは空気に触れると酸化して青色に発色するという性質があります。それら二つを組み合わせることによって、ブラウンやダークブラウンの色をつくり、白髪染めの効果を発揮します。
ヘナ染めを続けるとどうなる?
──ヘナ染めを繰り返すことで、髪質や地肌にどんな変化が期待できますか?ヘナは髪を補強してくれる効果があり、ハリ・コシ・ツヤに期待できます。また抗炎症作用や殺菌効果もあるので、頭皮のコンディションを整えてくれます。これらの効果は、ヘナを長期的にお使いいただくほど実感できます。
──ヘナ染めの発色には、個人差はありますか?もともと化学薬品を含む染料で白髪染めされている方ですと、髪がそれに慣れてしまっていて、色がつきにくい場合があります。しかし、ヘナ&インディゴ染めを繰り返していくことで色が入りやすくなりますので、もし染まりにくくても、最初だけの辛抱です。
初心者でも簡単! ヘナ染めの基本ステップ
──具体的には、どうやって染めるのですか?おすすめしているのは、ヘナを塗ってから、インディゴを塗る「二度塗り」です。とてもきれいに色が入りますし、置く時間を調整して好みの色にも調整いただけます。
ただ、時間がない方や簡単に済ませたい方には、事前にヘナとインディゴを混ぜて、一回で塗るという必殺技も紹介しています。
──染める際のヘナとインディゴの割合は、人によって異なりますか? どう調整するんでしょう?量の配合を調整するのではなく、「置く時間」で調整します。明るめに染めたい方はインディゴの置き時間を短く、暗めに染めたい方はインディゴを長めに置いてください。
──目安の時間はありますか?ヘナとインディゴ、それぞれ1時間ずつ置いていただきたいです。少し長いと感じるかもしれませんが、体にやさしい成分なので、罪悪感なく時間を置けます。
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