③ シルエットと素材感で“違い”をつくる

ポロシャツ=ユニクロ+J パンツ=エイチビューティ&ユース スニーカー=ニューバランス サングラス=ジンズ 腕時計=アップル バッグ=グラフペーパー
▶︎塚田さんのスナップをすべて見る塚田真一郎さん(43歳)最初の方と同様、ネイビーワントーンでポロシャツをモダンに着こなした塚田さん。ただし、彼の装いには注目すべきポイントがほかにふたつある。ひとつ目はワイドなボトムス。ジャストサイズのトップスに対して、パンツはルーズなシルエット。この上下のバランスが今っぽさを引き立てている。
ふたつ目は、ポロシャツの鹿の子素材とナイロンパンツという異素材の組み合わせ。質感にコントラストを持たせることで、ワントーンでも奥行きある着こなしに仕上がっているのだ。

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野暮ったさとは無縁のポロシャツスタイル、いかがだっただろうか? パンツや小物、色合わせにほんの少し気を配るだけで大人らしさはそのままに、こんなにも垢抜けて着こなせる。そんなさりげない工夫こそが、大人のファッションの醍醐味だと思うのだ。