③ “音”を着る。モノトーンで見せる柄シャツの妙
シャツ=ワコマリア パンツ=クーティー シューズ=ヴァンズ 眼鏡=白山眼鏡店 腕時計=ウォッチ エクスペリメンタル ユニット ブレスレット=タディアンドキング
▶︎髙宮さんのスナップをすべて見る髙宮健児さん(46歳)
音楽愛が滲む、LP柄のワコマリアのシャツがコーデの主役。主張があるアイテムも、色調をモノトーンでまとめれば派手すぎず、シックに仕上がる。
クーティーのパンツとのワイドシルエット同士が織りなすバランスも今っぽく、ルードなムードを上品に昇華。ストリートの心を忘れず、かつ大人の余裕も感じられる。
ヴァンズはやっぱり履いてこそナンボ! ソールの汚れこそ、ストリートでリアルに愛用している勲章だ。
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力の抜けたシルエットと、確かなアイテム選びのセンス。彼らからはストリートを通ってきたからこその、バランス感が絶妙だった。緩すぎず、タイトすぎずが大人らしい着こなしの正解だ。