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2025.07.22

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青山の待ち合わせといえばここ! 日常とアートが融合した「スパイラルカフェ」を渡辺真史が探訪

渡辺真史●1971年、東京都生まれ。ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター。ローカルとインターナショナル、2つの視点で東京をクルージング。

渡辺真史●1971年、東京都生まれ。ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター。ローカルとインターナショナル、2つの視点で東京をクルージング。


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地下鉄、表参道駅のB1出口からすぐ。複合文化施設「スパイラル」の1階に広がるのが、日常とアートが融合した「スパイラルカフェ」だ。

入り口から右手と奥にはギャラリーが併設され、アートを鑑賞しながら飲食が楽しめる。作家の器を使ったコラボレーションプレートなど、ユニークなフェアも定期的に実施。

料飲の担当をする山本裕介さんに話を聞いた。

「スパイラルカフェ」

渡辺 こんにちは。物心ついた頃からこの場所は存在していて、つい最近も打ち合わせで利用しました。青山の待ち合わせといえばここ。変わらない、貴重な風景だと思います。
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山本 ありがとうございます。おかげさまで今年40周年を迎えました。

渡辺 すごい!青山という場所柄か、渋谷や原宿とは異なるカルチャーを感じます。モードでハイソ、でも銀座などとは違ってサブカルも薫る。贅沢な空間なんだけれど、格式は決して高くないというか。

山本 インナーウェアブランドのワコールの新事業として、複合文化施設「スパイラル」が建てられました。コンセプトは今と変わらず“生活とアートの融合”。創業者である塚本幸一の想いを、槇文彦さんの建築で形にしています。

渡辺 風通しがいいカフェからアート作品が眺められて、3階の「スパイラルホール」でもイベントが行われていますよね。地下のレストランバーでは音楽イベントも開かれたり。昼も夜も遊ばせてもらっていました。

山本 地下がタイ料理店「カイ」だった時代ですね。私はそこでバーの運営やライブのブッキングなどを担当していました。今は別業態の「ロビンクラブ」に変わっています。
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