日産初の電動ピックアップは80年代の名車がデザインモチーフ
「日産フロンティア プロ」。中国の東風汽車との合弁会社である鄭州日産との共同開発車だ。
最後に紹介するのは、上海で発表された日産のPHEVの新型ピックアップトラック「フロンティア プロ」。まずは、80年代に活躍したダットサントラックの北米仕様「D21型ハードボディ」をオマージュしたフロントマスクに、きっと心を奪われるはず。
何しろD21型ハードボディは、日産アメリカのデザインチームが初めて担当したピックアップトラックで、そのSUV版が80年〜90年代の日本で人気を博した初代テラノだからだ。
サイズは全長5520×全幅1960×全高1950mm。日本で取り回すのは少し大変かも。
そんな懐かしさとは裏腹に、時計の針はしっかり進んでいて、1.5Lターボとモーターが組み合わされたプラグインハイブリッドシステムは、電気だけでも最大135km走行可能(目標値)。
オフロード性能はもちろん隔世の感。前後輪のトルク配分は自動で、リアのデフロックは電動。さらにハイブリッド/ピュアエレクトリック/パフォーマンス/スノーという4種類のドライブモードまで用意されている。
システム総合での最高出力は300kW以上、最大トルクは800N・m。
戦前からピックアップトラックを製造し、今も北米や中南米、東南アジアなどで販売している同社。しかも15年間に渡ってリーフというBEVを作り続けている同社が、ようやく電動化!?という感も否めないが、ともあれ2025年末までに中国での販売が予定されている。
ステアリング奥とインパネ中央にディスプレイが備わる。フロントシートはヒーターとマッサージ機能付き。
しかも「将来的には輸出も予定」というから、思わず期待が高まる。いろいろあったけど、ここから巻き返しちゃえ、日産!