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知らなかった車を発見する楽しさ

その点、旧車は(特に日本の旧車は)今見ると、愛くるしい車たちばかりです。それどころか、長年この業界にいる私ですら、恥ずかしながら知らなかった素敵な車もありました。
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日産スカイラインバン。「ハコスカ」の相性で親しまれた3代目スカイラインに設定されていました。

日産スカイラインバン。「ハコスカ」の相性で親しまれた3代目スカイラインに設定されていました。


完全にアメ車を意識しているこのデザインはカッコいいです。セダンと同じサーフィンライン(ボディサイドを走る彫刻的なライン)が素敵です。

完全にアメ車を意識しているこのデザインはカッコいいです。セダンと同じサーフィンライン(ボディサイドを走る彫刻的なライン)が素敵です。


日産スカイラインのバンです。1971年式、僕が1歳のときに販売された車です(知らなかったのは当然かも)。海辺に止めて、ロングボードとか取り出したら、めっちゃカッコいいじゃないですか。

そして、これも知らなかった1台。ケンメリ(4代目スカイライン)のワゴンです。

4代目スカイラインのワゴン。AMC(アメリカン・モーターズ)の車ですって言われたら、信じる人がいそうなくらい、当時のアメ車を意識したデザインですね。

4代目スカイラインのワゴン。AMC(アメリカン・モーターズ)の車ですって言われたら、信じる人がいそうなくらい、当時のアメ車を意識したデザインですね。


Cピラーのデザインや木目調パネルと、単にセダンの屋根を伸ばしただけではない感、がいいです。

Cピラーのデザインや木目調パネルと、単にセダンの屋根を伸ばしただけではない感、がいいです。


スカイラインバンやワゴンは、GT-Rという絶対的王者の影に隠れていたんでしょうかね。
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こちらがケンメリスカイラインのGT-R。ピカピカの1台でした。お宝です。やっぱり今見てもカッコいい。残念ながら現行型のGT-Rは8月に生産が終了するらしいです。

こちらがケンメリスカイラインのGT-R。ピカピカの1台でした。お宝です。やっぱり今見てもカッコいい。残念ながら現行型のGT-Rは8月に生産が終了するらしいです。


僕もちっちゃい頃だったのと、街中で見かけなかったこともあって、知りませんでした。スバルのレガシィツーリングワゴンの登場で日本でワゴン熱が盛り上がるのは1970年代ですから、ちょっと早かったのかな。

だけど3周くらい回って、今これに乗ってたらかなりシブいです。

さらにこちらは、日産×トヨタという異色の組み合わせを実現した1台。日産の510ブルーバードにトヨタのGRヤリス用1.6Lターボを積んでます。

510型こと3代目日産ブルーバード。そこに現行型のトヨタのスポーツカー、GRヤリス用のエンジンが突っ込まれてます。

510型こと3代目日産ブルーバード。そこに現行型のトヨタのスポーツカー、GRヤリス用のエンジンが突っ込まれてます。


見た目は当時のまま。でも中身はまったく別モノです。本気で遊んでます。見ただけなので、果たしてちゃんと走るのか、曲がったり止まったりするのか、まったく分かりませんが、ここにこのエンジンをぶち込んだことに敬意を表したいと思います。

 “あの頃”を思い出せるのも旧車の良さ

一方で、思い出いっぱいのトヨタ車もありました。トラストのソアラです。トラストという名で反応した方は、きっと昔は少しやんちゃだった人かも知れません。(あくまでも勝手なイメージです)。

当時、北関東のやんちゃな人たちの車のフロントウインドウには、必ずトラストのステッカーが貼ってあったように思います(これもあくまでも勝手なイメージです)。

有名チューニングパーツメーカーであるトラストが出展した初代トヨタソアラです。80年代に最高速チャレンジで一躍有名になった、同社伝説のソアラをオマージュして、現代の技術でフルチューンしています。

有名チューニングパーツメーカーであるトラストが出展した初代トヨタソアラです。80年代に最高速チャレンジで一躍有名になった、同社伝説のソアラをオマージュして、現代の技術でフルチューンしています。


そういえば、あの頃先輩に「ソアラ、10万円でどう?」って言われたことがあったなぁ。「いらん!」って即答しちゃったけど。でも当時はそんな車でした。

さらに、ここで会えるとは!と思ったのがこのセリカです。

トヨタに初めてサファリラリー優勝をもたらしたマシンです。ベースは3代目セリカ。当時の個体がまだ残っているということが素晴らしいです。

トヨタに初めてサファリラリー優勝をもたらしたマシンです。ベースは3代目セリカ。当時の個体がまだ残っているということが素晴らしいです。


1984年のサファリラリー優勝車。僕が14歳のときに憧れた車のひとつです。レースで得た技術やノウハウを一般車に落とし込むという流れの、元祖的な存在です。

今の、SUVの車高を上げて、ランプの付いたグリルガードを備えて、とかはこういったところからのフィードバックなわけです。
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