
夏服なんてまだ気が早い、なんて昔の感覚。現にもう、各地で真夏日も観測されているんだから、もはや“Tイチ”の方が過ごしやすいくらいだ。
街を見渡すと、より実感する。洒落た彼らの着こなしをもとに、来たる夏に向けて狙いを定めておくのもいいかもしれない。
【写真7点】「2025年『Tイチ・スタイル』を街角から速報!」の詳細を写真でチェック ① 無味無臭な白のワントーンの特徴を存分に活かして

Tシャツ、バッグ=ともにレディッシュブラウン パンツ=ジャーナルスタンダード シューズ=ナイキ 帽子=ソラリスアンドコー 眼鏡=オリバーゴールドスミス バングル=ヴィンテージ
▶︎伏見さんのスナップをすべて見る伏見龍太さん(32歳)ここ数年、注目を集めているホワイト&ベージュ系。伏見さんが巧みなのは、パンツに程よい生地厚の気取りのないチノパンを選び、白との距離を縮めた点だ。全体をオールホワイト系でまとめたがゆえに、あたかも塗ったペンキの上を靴で歩いたかのような前衛的なグラフィックが際立って見える。
そのアプローチは足元へも応用。深みのあるグリーンのスニーカーが、全体に軽妙なリズムを生み出している。
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