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増田さんの自宅にある水槽。さまざまな生き物が棲まうサンゴ礁生態系を再現した。南国の海を切り取ったような、豊かな生命力を感じる。

増田さんの自宅にある水槽。さまざまな生き物が棲まうサンゴ礁生態系を再現した。南国の海を切り取ったような、豊かな生命力を感じる。


最先端のテクノロジーと生き物への愛により、美しく豊かな海を未来の子供たちへ継承すべく、日々奮闘する増田さん。特に教育へ力を入れるのは、こんな思いからだという。
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「現在はサンゴ礁や藻場が失われ、漁獲高に影響を与えるなど、海の環境課題が噴出していますが、自然のサイクルからすると私たちの世代で十分に回復させることは難しいでしょう。

だからこそ、思いを継いだ子供たちに未来の海を託したい。いつの日かきっとやり遂げてくれると信じています」。

美しい形を追求したストレートシルエットの 「503」。エドウインはデニム作りの過程で生まれる排水を、大型の処理施設によって環境に負荷をかけないレベルまで浄化。海に優しい企業としてプレゼンスを示す。1万2100円/エドウイン 0120-008-503

美しい形を追求したストレートシルエットの「503」。エドウインはデニム作りの過程で生まれる排水を、大型の処理施設によって環境に負荷をかけないレベルまで浄化。海に優しい企業としてプレゼンスを示す。1万2100円/エドウイン 0120-008-503


そんな増田さんにはいてもらったのは、日本が誇る多彩なサステナブルテクノロジーを駆使したエドウインの代表モデル「503」だ。
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「シンプルなストレートシルエットで、カラーは濃紺。デニムですが品良く見えますね。このような環境に配慮した服をできることなら今後も選んでいきたい。

こうした服を着て、もっと会社を大きくし、微力ながらも美しい海の未来に貢献できればと思っています」。
イノカ 取締役CAO 増田直記●工業高校卒業後に火力発電所の精密部品の鋳型職人となる。2019年、高倉葉太さんと出会い、イノカを共同創業。同社では世界唯一の役職CAO(チーフ・アクアリウム・オフィサー/最高アクアリウム責任者)に就任した。「生態圏エンジニア」という職種の一般化を提唱する。

OCEANS 6月「トレンドよりも、スタイルを。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

山本雄生=写真 星 光彦=スタイリング 竹石安宏(シティライツ)=文

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